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星野 達郎

NIJIN代表/元教師の起業家 
       

ツアー添乗員、JICA海外協力隊(グアテマラ)を経て、青森県八戸市で小学校教員として6年勤務し、主に高学年の担任・体育主任・ICT主任を担当。


子ども一人ひとりが本来の力(コナトゥス)を発揮するためのプロデュース教育に力を入れ、「先生がいない時間に子どもだけで授業をし始める」「先生が逆に宿題を少なくする」までに子どもの主体性が育つ。


2020年の熊本豪雨災害では学年の子どもが主体となり地域から10万円の義援金を集め、最も被害の大きかった人吉市に寄付し、市長から感謝状をもらう。


初任一日目から定時で帰り、古典から最新の経営学・組織マネジメントを研究。民間経験や地域や企業とも連携した固定観念にとらわれない教育方法によって、不登校や不登校傾向の子どもが「土日も学校に来たい」と言うまでに心理的安全性の高い学級をつくりあげた。


教職の傍ら、国の有形文化財「新むつ旅館」のボランティア活動や、異年齢×外遊びをコンセプトにした休日親子広場「星のあそび塾」の開催、教師×異業種で新しい学校づくりを目指すオンラインサロンの運営等を行い、地元紙の一面に掲載。


校外での活動を通して「人に罪はなく、仕組みを変えることが大切である」と気付き、事業によって課題解決する術を身に付ける。


2022年に教員を退職し、株式会社NIJINを創業。日本中の子ども、教師、学校をHAPPYにするため、「授業てらす」や「NIJINアカデミー」をはじめとした教育事業を経営している。





ー どんな方を対象にコーチングをしていますか?

起業を目指す方にコーチングを提供しています。

公務員や教員は起業から最も遠い職業で、まず何をしたらいいか分からないし、誰に何を聞いたらよいのかも分かりません。


また、多くの起業塾はお金を稼ぐことが最大目的なのですが、そもそもお金が最優先であれば教員を続けるのが最大の安定ですから、想いをもって教員から起業を目指す方には合わないことが多いのです。


想いを実現する手段や道筋を身をもって苦労してきましたので、その経験をもって志や想いのある方の挑戦をサポートしたいと思っています。



ー 起業で乗り越えるべき壁、苦労はありましたか?

周りに起業経験者が誰もいなかったということです。

教員採用試験や学級経営であれば周りに聞けばわかることも、教員から起業した人は私の周りにはいなかったので、まず何から始めればよいのかイメージすることすらできませんでした。


起業してから1年目は大変でした。

決算や確定申告などの経理業務、メディアリレーションやプレスリリースなどの広報PR、広告のかけ方やプラットフォーム選び、資金調達の仕方なども全く知識がありません。

ビジネス界の方はある程度の知識があるのですが、横文字をほぼ使わない業界にいた身としては、基本的な知識を入れるところから大きなハンディキャップを感じました。


起業3年間で年商1億円まで積み上げ、起業家としても経営者としてもたくさんの経験をさせてもらいました。プールと同じで慣れてしまえば怖くないのが起業です。ご自身の起業イメージの解像度を高めていけるようにサポートしていきます。



ー コーチングで大切にしていることは何ですか?

中国の故事に「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を飲ませることはできない」という言葉があります。


私は、基本、起業に必要なことは全て知っているつもりです。

知識や経験を伝えることはできても、最後の一歩を踏み出すのはあなたです。

そこには絶対に勇気が必要で、パッションや想い、本当に尽くしたいもののためでなければ踏み出すことも、続けることも難しいのが起業です。


あなたの想いや情熱を引き出すこと。

背中を押すことを大切にしています。



自己紹介動画


SNS/LINK

NIJIN:https://www.nijin.co.jp/


星野 達郎

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