松本 真実
NIJINアカデミー

1993年生まれ、北海道出身。北海道教育大学釧路校を卒業後、公立の小中学校に8年間勤める。最後に勤めた義務教育学校で担任教員のほとんどが初任者であったことを受け、経験則でしか語れない自分がミドルリーダーという立場である恐ろしさ、北海道の教育しか知らない自分を変えたいという思いから、一度退職をし、上越教育大学教職大学院に進学。教職大学院修了後は学校現場に戻る予定であったが、NIJINアカデミーとの出合いや経験を通して、修了後は学校現場に戻らず株式会社NIJINの一員として活動することを決意する。
いまは、どのようなお仕事をしていますか?
現在、NIJINアカデミーで私は少人数制のクラスを4つ担当し、さらに教育・進路チームやサークル担当、教務担当としても活動しています。
クラス担任として、朝は体育で子ども達と一緒に体を動かし、ホームルームやクラス会議でたくさん話をしています。
NIJINアカデミーを「居場所」として、そして「挑戦できる場」として提供するために、大人と子ども、そして子ども同士の関係性を築いています。
子ども達との関わりの裏では、彼らが「自分」「学び」「社会」を好きになるための教育カリキュラムを構築するため、様々な企画を立ち上げています。
また、NIJINアカデミー内で学びの充実を図るための仕組みを作るため、議論を重ねています。どの役割においても、「子ども達が何を求め、なぜそうありたい・なりたいのか」を常に考え、その思いを中核に据えて行動しています。
ニジンで働きたいと思ったきっかけは?
大学院を修了後、就職先についてかなり悩んでいました。
でも、最終的な決め手はNIJINアカデミーに集まるスタッフの熱量と繋がりの強さでした。
NIJINの大人たちは、真剣に教育課題に取り組む姿勢が素晴らしく、私が一つの相談をすると多角的な視点から考えを述べてくれます。
NIJINで働く中で、教育課題に立ち向かうには学校だけでなく、他の領域や分野の知識、人との繋がりが不可欠だと気付きました。
ここにあるのは、星野達郎をはじめ、情熱を持って最高のものを創り出そうと奮闘する大人たち。
こんな環境に再び出会うことは難しいかもしれません。
私が私らしくもがきながら教育に向き合える場所としてNIJINを選びました。
仕事のむずかしさややりがいについて教えてください
NIJINアカデミーでの毎日は、目の前の課題から最高の価値を紡ぎ出す挑戦に満ちています。
その中で感じるのは「難しさ」と、それを乗り越えた先に待つ「やりがい」です。
新しい企画を立ち上げるたびに、心の中で「誰のために、なぜこれをやるのか」を問うことは、簡単なようで私にとってはかなり困難なことです。
学校現場にいた時は、ただ目の前の行事を「こなす」だけで精一杯だった自分でしたが、NIJINに入ってからは意識がガラリと変わりました。
ニジンの仕事は正解がなく、簡単にいかないこともあります。
でも、その一方で、子ども達の笑顔に繋がった瞬間、「やりがい」が私の心を満たしてくれます。
この環境で、自分の行動が認められ、誰かのHAPPYに繋がる瞬間こそが、私にとって何よりの喜びです。
これからニジンで挑戦したいことはなんですか?
目の前の子ども達はもちろん、全国の子ども達を「幸せ」にするために全力を尽くしています。
私がまず行動することで、子ども達のありのままの姿から何を提案し、どう主体性を発揮できる環境を創るかを常に考えています。
全国の子ども達を「幸せ」にするためには、NIJINアカデミーの存在が広く知られることが重要です。
地域、行政、企業などとの繋がりを築くためには、私自身がまず相手としっかり向き合う必要があります。
大人が繋がることで、子ども達の将来の幅や可能性は無限に広がります。
子ども達が自分を大切に思い、やってみたいという挑戦心を持って社会に飛び出す姿を見守り、見本となる大人となれるように、絶えず挑戦し続けます。
目の前に子ども達がいる限り、「やってみる」気持ちを絶やすことなく、未来を築くスタッフとして努力していきます。
読者に向けてメッセージをお願いします!
NIJINは挑戦すればするほど、確実に自分の力を高めていける場所です。
私の周りには熱い心をもった仲間がたくさん居て、いつでも叱咤激励してくれる心強い味方がいます。
だから私も頑張れるし、誰かのために何かをしたいと思えます。
一度っきりの人生。喜怒哀楽を存分に感じながら、必死に自分のやりたいことに挑戦できることって、最高です。
熱く、この場で一緒にもがきましょう!
やり遂げましょう!