【ママでも先生をあきらめない】3児の育児とメタバースの担任を両立。教育への情熱を「新しい働き方」で叶える挑戦

札幌での中学校教員や民間の英語教室など、0歳から高校生まで幅広く英語を教えてきたこばはるさん。しかし、夫の転居や3人の子育てというライフステージの変化に直面し、一度は教育現場への復帰を諦めかけました。しかし「子どもたちの青春時代を楽しいものにしたい」という教育への情熱を持ち続け、ありのままの母親としての姿を受け入れてくれたNIJINと出会いました。現在はメタバース校の担任や自治体連携のリーダーとして不登校の壁を壊す挑戦を続ける彼女が、「ママでも先生をあきらめない」新しい働き方の可能性を語ります。

子どもたちの青春時代を楽しいものにしたい

プロフィール こばはるさん

北海道出身。父の仕事の関係で引っ越しを繰り返し、小学校は3回変わる。中学時代は吹奏楽部に所属し、マーチングで2度の全国大会に出場。小中学生時代の集団生活の中で、人間関係がこじれ苦い経験をしたことから、「子どもたちの青春時代を楽しいものにしたい」と思い、大学卒業後、道内僻地の高校、民間の英語教室、札幌市内の中学校にて勤務し、0歳から高校生まで英語を教えた経験を持つ。現在は3児の母として育児に励む傍ら、NIJINアカデミーの担任や自治体連携事業のリーダーを務める。

― NIJINで働くことになったきっかけを教えてください。

札幌の中学校で勤務していましたが、夫の転勤や産休・育休が重なり、以前と同じ形での復職は実質的に難しい状況でした。それでも「教育には携わり続けたい」という思いは消えず、僻地の子へのオンライン学習支援や学習教材の添削の仕事も経験しました。しかし、どうしてもどこか物足りなさを感じてしまって……。

そんな時、NIJINアカデミーの求人が目に留まりました。現役教員時代、不登校の教え子がいて、もっと向き合いたかったのに日々の業務に追われて時間が取れなかったという悔いがずっと残っていました。「私にもまだできることがあるのではないか」と思ったんです。採用面接時に、まだ小さかった次男がどうしても私の部屋に入ってきてしまったのですが、「気にしなくていいですよ!全然気にならないから!」と温かく受け入れてもらえました。子育てしながら教育の仕事を続けるには、ここしかないと確信し、参画を決めました。

― いまは、どのようなお仕事をしていますか?。

現在は、大きく3つの役割を持って活動しています。1つ目は、NIJINアカデミーのクラス担任です。2つの通常クラスに加えて、広島県福山市との連携事業による「福山クラス」の担任も務めています。日々の活動に加え、生徒たちが自ら問いを立てて挑戦する「マイプロジェクト」の時間では、子どもたちの可能性を信じて伴走支援を行っています。

2つ目は、自治体や企業との連携を推進する営業活動です。福山市のように全国の自治体や議員の方々、企業様に向けて、メタバース校やリアル校開校のご提案を行っています。現場の担任としての視点を生かしつつ、NIJINのような学校がいかに今の時代に必要とされているかを外部へ伝えています。

3つ目は、「ママ先生」!これまでの常識では考えられないほど自由な環境で、ホームルームの始まる5分前まで掃除機をかけていたり、赤ちゃんを抱っこ紐で抱えながら授業をしたりすることもあります。時には画面越しに赤ちゃんが泣いてしまうこともありますが、生徒たちは「先生、待ってるよ!」とぬいぐるみを持ってきてあやしてくれるんです。

担任、自治体連携、ママ先生という多面的な役割を通じて、家庭と仕事を分断するのではなく、ありのままの生活や多様な生き方を生徒たちに背中で見せられることに大きなやりがいを感じています。

「どこにも繋がっていない子」へ希望を届けるメタバースの可能性

―小さいお子さんの子育てをしながらのお仕事、大変なことも多そうですが、仕事のむずかしさややりがいについて教えてください。

正直、難しいことだらけです!でも、そのすべてが新しくて楽しい。クラス会議や授業、ホーム体育やホームルームは心から楽しんでいますし、子どもたちの挑戦を見て、周囲とワクワクを膨らませていく瞬間が何よりのやりがいです。

子育てとの両立という面では、時間の制約や育児とのバランス調整で悩むこともありますが、自分のありのままの生活を教育の場に持ち込める面白さや温かさに日々救われています。

一方で、ほぼ教員経験しかなかった私にとって、営業やチームリーダーの役割は未知の世界です。いかに戦略を立て、メンバーをエンパワーメントしていくか、日々奮闘の連続ですが、現場の熱量をそのまま社会への提案に変えられることに大きな価値を感じています。

― NIJINで働いて、一番心動かされたエピソードを教えてください

福山市との連携事業で出会ったある男の子の変化が、今でも一番心に残っています。福山クラスの子どもたちは、基本的には市のフリースクールなどにも繋がることができず、家から一歩も出ることが少ない「どこにも繋がっていない」状況にある子たちばかりです。彼も当初は孤立していましたが、ニジアカを通してメタバース空間で全国に仲間をつくり、自ら積極的にポケモンサークルに入って交流できるようになりました。共に過ごした9ヶ月間で自分に自信をつけ、中学卒業を迎える頃には、自分で選んだ通信制高校へと進学することができたのです。

NIJINを卒業する最後の日、すべての活動を終えた彼が「さみしい」と言って泣いていたと聞きました。人と関わることの喜びや楽しさを知り、自らの足で前へ歩み続ける彼の姿を見たとき、「本当に福山市と連携してよかった!」と心から思えました。

自治体連携で「どこにも繋がれない子」をゼロに。居場所を地域への愛に変える循環を

― これからNIJINで挑戦したいことはなんですか?

福山市との連携モデルをベースに、自治体との連携をもっと増やしていきたいです。「どこにも繋がることができていない子」にとって、メタバースは最強の武器になります。しかし、自治体だけでもNIJINだけでも全員に出会うことは難しく、両者が連携することでより多くの子どもに希望を届けることができるのです。

私自身、中学生時代を過ごした町に愛着を持てず20年近く帰っていませんでした。でも、子どもたちがメタバースを通して「居場所」や「輝ける場」を見つけ、それが結果として地元への愛に変わっていくような、そんな循環を作っていきたい。自治体との協力をもっと進めていきたいと思います。

― 読者に向けてメッセージをお願いします!

NIJINの中に入ると、そのスピード感に驚くと思います。こんなに時の流れの早い会社があるのかと。NIJINは「1日に7回転生」します。だからこそ、スタッフ一同、みんなでスクラム組んで、子どもの「ありたい姿なりたい姿」のために頑張ることができます。子育てを理由に働くことを諦めている人、ここならそんな「ママ先生」をむしろ歓迎してくれる文化がありますよ!

どんな業務も共にワクワクに変えていける仲間に出会えることを心より楽しみにしています!

▼タツロー校長×こばはるさんの対談

▼クロストーク「子どもがいても先生を諦めたくない!ママたちが選んだ“ニジアカ”という働き方

この記事をシェアする
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!