公益財団法人日本ユースリーダー協会が主催する「第17回若者力大賞」。このたび、ユースリーダー支援賞(個人部門)をいただきました。メタバースを活用したオルタナティブスクールの運営を通じて、不登校という社会課題に向き合ってきました。そして、子ども一人ひとりの可能性を社会につなげてきた取り組みを評価していただきました。受賞スピーチの動画とあわせて、いま思うことを綴ります。

若者力大賞とは
若者力大賞は、公益財団法人日本ユースリーダー協会が主催する公益事業です。つまり、社会課題に自由な発想とチャレンジ精神で取り組む若者を表彰する制度です。あわせて、そうした若者を育て支える個人・団体も表彰されます。過去にはMISIAさんや田中将大選手も受賞している、歴史ある賞です。第17回のテーマは「声なき声を、社会の力に」。受賞したのは、水問題、精神障害者の就労、小児がんの子どもの支援、食料安全保障、貧困など、各分野の最前線で挑戦するリーダーたちです。そして、経済界をはじめ各界の方々が集う会場で表彰を受けました。そうした場で教育の挑戦を評価していただけたことを、本当に光栄に思います。
私がいただいたユースリーダー支援賞(個人部門)は、「若者の持つ優れた才能を見出し、守り、伸ばすことで、次世代の社会的リーダーを育成している優れた指導者」に贈られる賞です。この定義を初めて読んだとき、胸が熱くなりました。まさにNIJINアカデミーが毎日やっていることそのものだったからです。
「若者の個性を守り、育てる」が評価された意味
不登校の子どもは、全国に35万人。しかし、私はこの問題の本質は子どもにあるのではないと考えてきました。「みんな同じであること」を前提にした学校構造そのもの(同質性・基準性・非選択性)に原因があるのです。学校に合わないからこそ、新しい時代に輝く才能を持つ子どもたちがいる。その個性を守り、育てる場所として、NIJINアカデミーはメタバース校舎と全国のリアルキャンパスを運営しています。
今回の受賞は、「不登校支援」が福祉やケアの文脈だけでなく、次世代の社会的リーダーを育てる営みとして認められたということです。学校に行けないことは、劣等感でも罪悪感でもありません。いまつらい思いをしているお子さんにとっても、それは未来のリーダーが育つ、もう一つの入り口になり得るということです。この賞の名前が、それを証明してくれています。

若者力大賞 受賞スピーチ(動画)
表彰式でのスピーチを、日本ユースリーダー協会の公式チャンネルが公開してくださいました。子どもたちのこと、教育のこれからのこと、この賞をいただいた意味。想いを込めましたので、ぜひご覧ください。
スピーチでもお伝えしました。問題は、「学校に行けない」という理由だけで、子どもたちが自らの可能性に蓋をしてしまうことです。子どもたち一人ひとりが、この国の宝だと私は思っています。地域や企業を学びの場に変えることで、子どもたちの人生に彩りを、そして日本の未来を明るく照らしていけると信じています。
受賞を機に広がる、企業との共創
嬉しいことに、この受賞をきっかけに、企業の皆さまとのコラボレーションの話が一気に進みはじめました。NIJINアカデミーではこれまでも、企業と連携したキャリアワークショップやアントレプレナー教育を実施してきました。さらに、学園祭には約4,000人が参加するなど、学びを社会とつなぐ取り組みを進めています。子どもたちの学びの場は、教室の中だけではありません。企業も、地域も、社会全体が学校になる。その仲間が増えていくことが、何より嬉しいのです。

これから――3万人の子どもたちへ
NIJINアカデミーは、3年以内に全国すべての小中学生を対象とした学びの選択肢を提供します。さらに、2033年までに3万人の子どもたちへメタバース教育を届けることを目指しています。この賞は、私ひとりの力でいただいたものではありません。子どもたち、保護者の皆さん、教師たち、応援してくださるすべての方と一緒にいただいたものです。「声なき声を、社会の力に」。この言葉を胸に、若者力大賞の名に恥じないよう、これからも子どもたちの個性を守り、育てていきます。
受賞の詳細はプレスリリースをご覧ください。
▶ 株式会社NIJIN 代表取締役社長・星野達郎「第17回若者力大賞」ユースリーダー支援賞(個人部門)を受賞(PR TIMES)日本ユースリーダー協会による受賞者紹介はこちら。
▶ 第17回若者力大賞 表彰式及び受賞者のご紹介(日本ユースリーダー協会)不登校でお悩みの方、メタバース校舎を見てみたい方はこちらから。
▶ オルタナティブスクール小中一貫校「NIJINアカデミー」公式サイト
NIJINアカデミー 校長/株式会社NIJIN 代表取締役 星野達郎

