
自分の経験が、日本の教育に疑問を持つきっかけに。
プロフィール 黒沼 小夜子(さよ)さん 10代
2007年生まれ、神奈川県茅ヶ崎市出身。両親ともに優しく、平和な家庭で育つ。
母の仕事の関係で幼い頃から本が大好き。今でも電車の中では本を読むことが多い。高校は、第一志望だった神奈川県立海老名高等学校に通っていた。しかし、摂食障害になり2年生で退学。その後通信制のS高等学校に編入・卒業。公認心理士とのカウンセリングを受け、高校卒業の頃に摂食障害はほぼ完治。現在は放送大学に在学し、心理学を学ぶ。公認心理士の資格取得を目指している。その他に、飲食と塾講師のアルバイトをしている。
ー大学1年生からインターンを始める人は少ないと思います。ニジンで働きたいと思ったきっかけはなんでしょうか?
私自身、コロナワクチンによる副作用や、拒食症により不登校を経験しました。
高校は第一志望でしたが、病気で通い続けることができませんでした。当時は、自分に対して自信が持てず将来に対する不安も大きかったです。ただ、体調が悪かった私には通信制の高校という選択肢があることがとても救いになりました。結果的に病気を治しながら、自分のペースで勉強を続けることができました。
今は体調がかなり良くなり、学業と両立しながらアルバイトを2つ掛け持ち、インターンもしています。
通信制の学校でも、成長できます。自分の力で生きていける大人になれます。今の私が証明できているんじゃないかな(笑)。
昔は自信がなく、将来を悲観していましたが、こんな充実した大学生になれたことに誇りを持っています。毎日がとても楽しいです!
ニジンで働きたいと思ったのは、そんな自分の経験から現在の教育のあり方に疑問を持ったからです。
「学校の中と外から、誰かのせいにせず、仕組みを変えることで、教育問題を解決する」
「不登校を希望に変える」というnijinの信念に深く共感しました。この会社で子どもたちが自分らしく成長して輝く未来を作っていきたいと思い、エントリーしました。

どの仕事も全力で。教育の未来のために挑戦を続ける大学1年生。
―現在、NIJINではどんな仕事をしていますか?
インターン生として、新しいインターンの仲間の募集や公式snsの運用、採用活動の一部に携わっています。どれも未経験からのスタートです。
公式SNSの運用では投稿の作成からデータ分析まで全て行っています。インターン初日にSNSを任せていただくことが決まったんです。裁量の大きさにとても驚きました。1日1投稿、10代の若いフォロワーの獲得を目指しています。
採用活動では、採用に関する事務作業や、面接に参加しています。社長のタツローさんから声をかけていただいた時、この会社は本当に「学生だから」という壁はないと強く実感しました。期待に応えられるように、頑張っていきたいと思っています。
その他にも、株式会社nijinのホームページ内にあるインターン募集のページ作成も行っています。この仕事も、タツローさんから直接オファーをいただきました。ホームページの作成は、高校の情報の授業で習ったくらいで、全くの初心者です。ですが、何事も挑戦だと思います。観た人がわくわくしてこの会社でインターンがしたいと思ってもらえるようなページを作っていきたいです。
また、インターン生全員で、学園祭で協賛してくださる企業を探して協賛金100万円を獲得するミッションに挑戦中です。仕事の内容としては、営業に分類されるのではないかと思います。
こうして今自分が携わっている仕事を挙げてみると、その幅広さに驚いています。1つの会社で、大学生がこんなに仕事を任せていただけるのはNIJINくらいじゃないでしょうか(笑)
どのお仕事も、やると決めたからには全力で、失敗を恐れずに挑戦を続けていきたいです。

NIJINで働いているからこそ得られる成長体験
―ニジンで働いて心動かされたエピソードを教えてください。
まだインターンを始めたばかりの頃、「edixt東京2026」に参加させていただきました。
その時に当社のブースに来てくださった方が、「これからはこういう学校が増えるか、公教育が変わっていく気がする」とおっしゃっていたのが印象に残っています。いろいろな常識が変わり、人生の選択肢が増えている時代だからこそ、学校教育のあり方も変わっていかないといけないと感じました。
また、他の方に私が通信制の高校に通っていたと話すと「全然そんなふうに見えない。とても明るいよね。」とおっしゃっていました。まだ通信制と聞くとネガティなイメージを持たれている方も多いのだなと実感した言葉でした。
不登校だから、通信制高校に通っているからといって明るくない子どもなんていません。公教育が合わなくて、自分らしさを出すことができていないだけ。どんな子どもでも自分らしく輝いて幸せに生きることができるということを、SNS運用を通じて社会に伝えていきたいと思います。
タツローさんとの活動報告会の中で印象に残っている言葉があります。
「色々失敗はあると思うけど、失敗しないと始まらない。nijinとしては、取り戻す機会も設けたいと思っている。チャレンジした分だけ成長して、自分も人も幸せになるということを感じてほしい。」という言葉です。
こんなに大学生に挑戦をさせてくれて、成長の機会をくれるのは本当にすごいと思います。この会社でインターンしているからこそ得られる経験があるし、成長できるのではないかと思うので、しっかり吸収して、4年後、レベルアップした自分になれるように努力していきます。
― 仕事のむずかしさややりがいについて教えてください
公式snsの運用をしていて難しいと感じるのは、会社の公式アカウントとしての投稿をすることです。
個人のアカウントではないので、会社としての視点が必要です。会社を社会に広げていくための投稿はどうすればいいのか、投稿を見てくださった方の印象に残るようにするためにどうしたらいいのか、試行錯誤の毎日です。いいねが押された時や、フォロワーが増えた時は本当に嬉しいです。
実習でオンライン授業を行いました。そこでは、一つの授業をみんなが楽しめるようにすることの難しさを感じました。
NIJINの授業は参加・不参加、画面オン・オフ選べてとても自由度が高いです。一緒に何かを作る授業にしても、分かりやすい作り方を教えるだけではだめなんです。見ているだけの子どもたちも楽しく「参加している」「楽しい」「みんなと繋がっている」と思ってもらえるような授業のあり方を模索しています。
ーやりがいについて教えてください。
最近、会社で関わった方から、インターン生の頑張りをみてパワーをもらっていると言っていただいただきました。
とても嬉しかったです。自分の頑張りを見守ってくれているというのはとてもやりがいになります。

教育課題解決のために今の自分ができること
ーこれからニジンで挑戦したいことはなんですか?
現在自分に与えられている仕事全部頑張りたいです!!
SNSの運用では、会社の活動を沢山の方に知っていただくことができます。それが、社会の中の不登校に対する考え方を変化させ、教育問題解決に近づいていくのではないかと思います。1日1投稿など、地道な仕事を続けながら、データ分析をしっかりと行い、伝えたい層に届けられるよう頑張りたいです。特に現在は、20代から40代の視聴者が多いので、10代の若者にも届けることが目標です。
また、最近は採用担当になるなど、新しい仕事も増えてきました。たくさん仕事があって忙しいですが、逃げずにしっかりと向き合っていきます!任せて良かったと思っていただけるように頑張りたいです。
― 読者に向けてメッセージをお願いします。
私は、小学生の時から、周りの大人に「いい子」「しっかりしている子」と言われて育ちました。
それは嬉しい褒め言葉でもありましたが、同時に自分を「いい子でなければいけない」と縛るものでもありました。
当時はそうは思っていませんでしたが、摂食障害になったことでどれほど自分が周りの目を気にして自分を押し殺していたか気がつくことができました。病気がほぼ完治した現在は、ある意味開き直って、「拒食症だった」「通信制大学に通っている」「不登校だったことがある」と周りに伝えています。
自分が病気だったからわかること、経験できたこと、成長できたことがあります。
今しんどい思いをしている子どもたちに「絶対になんとかなる」「道は一つじゃない」「自分らしく生きていいんだよ」と伝えたいです。

