「学校に行きたくない」に寄り添う。不登校を乗り越えた教員|NIJIN

1987年生まれ、福岡県出身。現在は栃木県小山市在住の繁野小智さん(通称:さっちー)。高校1年生のとき、学力不振がきっかけで不登校を経験しました。当時の担任の先生が親身に向き合ってくれたことで再び学校に通えるようになり、「あの先生のような教員になりたい」と教育の道を志しました。

佐賀大学理工学部を卒業後、高校教員として7年間勤務。子どもが生まれたことを機に一度は退職しましたが、それでも教員になることを諦めきれず、NIJINアカデミーで再チャレンジすることを決意します。そんな繁野さんに、これまでの歩みと今の想いを聞きました。

NIJINアカデミー クラス担任 繁野小智(さっちー)さん
繁野 小智(しげの さち)さん
通称:さっちー/1987年生まれ
クラス担任プログラミング講師

これまでの経歴・プロフィールを教えてください

1987年生まれ、福岡県出身。現在は栃木県小山市在住です。

高校1年生のときに学力不振がきっかけで不登校を経験しました。当時の担任の先生が親身に向き合ってくれたことで再び学校に通えるようになりました。

この経験から「あの先生のような教員になりたい」と、教育の道を志しました。

佐賀大学理工学部を卒業後、熊本県の浄化センターで2年間分析員として従事。その後、私立・公立高校の教員として7年間勤めました。

しかし、子どもが生まれたことを機に退職。それでも教員になることを諦めきれず、NIJINアカデミーで再チャレンジをすることになります。

いまは、どのようなお仕事をしていますか?

現在はプログラミング講師として働きながら、NIJINアカデミー・NIJIN高等学院のスタッフとしてクラス担任を担当しています。

生徒一人ひとりと向き合い、日々のサポートだけでなく、心のケアや進路相談にも力を入れています。

不登校を経験した立場だからこそ気づける生徒の変化やサインを大切にしながら、一人ひとりのペースに合わせた伴走を心がけています。
オンラインで生徒が集まる クラス会議の様子
オンラインで生徒が集まる クラス会議の様子。

また、授業では自宅でできる実験を多く行っています。身近な現象をみんなと考えながら、理科の楽しさに触れられるように日々試行錯誤しています。

生徒のハヤトさんが発表した自作タッチペンの作り方の授業スライド
生徒自身が実験授業を提案してくれることも。ハヤトさんが発表した「自作タッチペンの作り方」の回。

他にも、タツロー校長のYouTubeチャンネルの動画を編集させてもらっています。

ニジンで働きたいと思ったきっかけは?

一度は学校の教員という仕事を離れたものの、それでも子どもたちと関わる仕事を諦めきれなかった。それが、NIJINアカデミーで働きたいと思ったきっかけです。

子育てをしながら教育に携わる方法はないかと模索していたときに出会ったのが、NIJINアカデミーでした。

私自身も高校時代に不登校を経験しているため、不登校の子どもたちが抱える気持ちに寄り添えるのではないかと感じたことも、大きな後押しになりました。

また、現役の教員だった頃とは違い、今は母親として子育てを経験している立場だからこそ、教育に新たな深みや視点を加えられるのではないか。そう考え、この場に参画させていただくことを決意しました。

オンライン校舎で生徒たちと交流するさっちーさん
オンライン校舎で生徒たちと交流するさっちーさん(画面中央がさっちーさん)。リモートでもつながりを大切にしています。

ニジンで働いて一番心動かされた出来事/エピソードを教えてください

NIJINアカデミーに勤めて一番印象的なエピソードは、担任をしているクラスの子どもたちが、とても仲良く過ごしてくれていることです。

これは決して私一人の力ではなく、保護者の皆さまのご協力や、子どもたち一人ひとりの思いやりが積み重なった結果なのだと感じています。

そんな中、今度実際にクラスのメンバーが集まる「リアルクラス会議」を行うことが決まりました。普段のクラス会議はオンラインでの開催なのですが、実際に顔を合わせて交流することで、子どもたちにとってまた新たな成長のきっかけになるのではないかと感じています。

参加する子どもたちに話を聞くと、不安や緊張だけでなく、期待やわくわくする気持ち、希望など、さまざまな感情を抱きながら当日を楽しみにしているようです。

オンラインでのやり取りが中心の中、こうして全員がリアルで顔を合わせる機会はなかなか得られるものではないので、私自身もとてもありがたく、貴重な経験をさせていただいていると感じています。

仕事のむずかしさややりがいについて教えてください

仕事をする上で難しさを感じるのは、オンラインでの関わりが中心のため、子どもたちの表情や声色といった細かな変化を感じ取ることが難しい点です。だからこそ、保護者の方との連携がとても大切だと感じています。

全国には35万人もの不登校の生徒がいると言われています。そうした子どもたちが、夢や希望を持ち、未来に前向きな気持ちを抱けるようになってほしいと心から願っています。

NIJINアカデミー・NIJIN高等学院に入学してくれた子どもたちに、「あなたには、こんなにたくさんいいところがあるんだよ」ということを伝えていきたいと思っています。

そのための手段として、YouTubeの動画編集や、ホームページ制作にも今後さらに力を入れていきたいと考えています。

株式会社集文社 早川先生の絵本講座に参加するさっちーさん
外部講師を招いた(株)集文社・早川先生の絵本講座にも参加し、日々学びを深めています。

これからニジンで挑戦したいことはなんですか?

これから挑戦したいことは、NIJINアカデミー・NIJIN高等学院で頑張っている子どもたちの姿を、SNSなどを通してもっともっと発信していくことです。

今まさに苦しんでいる子どもたちに、「ここでなら自分らしく輝ける」ということを届けていきたいと思っています。

在学中の子どもたち、これから入学してくる子どもたち一人ひとりを、これまで以上に心から大切にできる存在でありたいと考えています。

どうすれば子どもたちがそれぞれの個性や才能を発揮し、輝くことができるのか。その答えを探しながら、これからもさまざまな取り組みに積極的に挑戦していきたいと思っています。

読者に向けてメッセージをお願いします!

今、不登校や学校のことで立ち止まって悩んでいるあなたへ。

焦らなくて大丈夫です。歩むスピードは人それぞれ違って当たり前。私たちは、あなたのペースにとことん寄り添い、どこまでも伴走します。

少しでも興味を持ってくれたら、ぜひ気軽に体験会に参加してみてください。皆さんにお会いできる日を、心から楽しみにしています。
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