教育課題を、
「仕組み」からどう変えるか。
株式会社NIJIN代表・星野達郎が、明治大学の講義に社会起業家として登壇しました。 テーマは「テクノロジー×教師力×社会共創」。 不登校という教育課題に対して、学校の外に新しい教育の選択肢をつくり、 企業・自治体・大学など社会を巻き込みながら事業として広げてきたNIJINの実践を学生へ伝えました。
株式会社NIJIN代表
× 社会共創
THE STARTING QUESTION
社会課題は、
誰かの頑張りだけで解決できるのか。
星野が教員時代に向き合ってきたのは、子どもが学校で自分らしくいられないという現実でした。 先生がもっと頑張ればいい。保護者が変わればいい。子どもが学校に合わせればいい。 そうやって「人」に答えを求めても、同じ課題は繰り返されます。
だからNIJINは、人を責めるのではなく、教育の仕組みそのものをつくり変える道を選びました。 その手段が、社会起業です。
仕組みを創る。
教育課題を「先生」「子ども」「家庭」の問題にしない。 課題が繰り返される構造を見つけ、新しい仕組みを事業として社会に実装していく。
THREE ELEMENTS
新しい教育をつくる、
3つの力。
講義で紹介したNIJINの教育は、オンラインサービスだけで完結するものではありません。 テクノロジー、人の力、そして学校の外にいる社会とのつながり。 この3つを掛け合わせることで、学校とは異なる新しい教育環境をつくっています。
テクノロジー
メタバースやオンライン環境によって、住んでいる場所や学校への登校状況に左右されず、 子どもが学びや人とのつながりにアクセスできる環境をつくります。
教師力
場所をデジタルに変えるだけでは教育になりません。 子どもの状態を見取り、対話し、その子の強みや「やってみたい」を引き出す教師の力が必要です。
社会共創
企業、自治体、大学、地域とつながり、社会そのものを学びの場へ。 学校では出会えなかった大人や仕事との出会いが、子どもの選択肢を増やします。
FROM TEACHER TO FOUNDER
教員として見つけた課題を、
起業家として解く。
星野はJICA海外協力隊としてグアテマラの教育現場を経験した後、 青森県八戸市で小学校教員として働きました。 学級で子どもと向き合いながら感じたのは、 一人の教師が教室の中でできることの大きさと、同時にその限界でした。
もっと多くの子どもへ教育の選択肢を届けるには、 自分の学級だけを良くするのではなく、仕組みそのものをつくる必要がある。 その問題意識が、2022年の株式会社NIJIN創業につながりました。
SOCIAL CO-CREATION
学校の外にいる大人も、
教育をつくれる。
NIJINが社会共創を重視する理由は、連携先を増やすこと自体が目的だからではありません。 子どもが出会える人、仕事、研究、技術、場所が増えるほど、 「自分に合う世界」と出会える可能性が増えるからです。
エンジニアとサービスを開発する子もいる。 大学で研究する子もいる。 企業の社員へ自分のアイデアをプレゼンする子もいる。 社会との出会いそのものが、子どもの学びになります。
自治体・地域
教育現場
TO UNIVERSITY STUDENTS
社会課題を見つけたとき、
あなたはどうするか。
教員になる。企業に入る。研究する。起業する。 社会課題への向き合い方に、一つの正解はありません。 星野自身も、大学卒業時から起業家を目指していたわけではありませんでした。 海外協力隊、教員という経験の中で課題に出会い、 自分が必要だと思う仕組みをつくるために起業という手段を選びました。
大切なのは肩書きよりも、 自分が見つけた問いを、そのままにしないこと。 目の前の課題に対して、自分は何ができるのか。 そこから社会を変える一歩は始まります。
教育課題を、
社会が動く問いに変える。
星野達郎は、社会起業、教育、不登校支援、キャリア、組織づくりなど、 NIJINで実際に取り組んできた事業をもとに、大学・学校・企業で講演や授業を行っています。

