株式会社NIJIN(本社:東京都江東区、代表取締役:星野達郎)が運営する不登校オルタナティブスクール「NIJINアカデミー」は、2025年11月27日に大阪市のQUINTBRIDGEで開催された「第28回 CSOフォーラム2025」最終選考会で準グランプリを受賞しました。
社会課題を解決する事業として選出
全国・海外から集まった事業の中から選考
公開プレゼンテーションと質疑応答を実施
この記事では、CSOフォーラムとはどのようなアワードなのか、CSOフォーラム2025の結果と選考基準、NIJINアカデミーが発表した「公教育を持ち運び可能にする」モデルについて詳しく紹介します。
CSOフォーラムとは?
このページでいうCSOは企業の役職名ではありません。NPO、企業、団体、個人など、社会課題の解決に取り組む市民社会の担い手を指します。
CSOフォーラムは、認定NPO法人大阪NPOセンターが主催する、社会課題を解決する「事業」を表彰・応援する取り組みです。1997年に「大阪NPOアワード」として始まり、四半世紀以上にわたって開催されています。
単にアイデアの新しさを競うビジネスコンテストではなく、社会課題への理解、持続可能な事業性、組織体制、外部との共創、社会への波及可能性までを含めて評価する点が特徴です。これまで応募者を含む3,000以上の企業・団体が、この取り組みに関わってきました。
- 正式名称
- 第28回 CSOフォーラム2025
- 主催
- 認定NPO法人大阪NPOセンター
- 最終選考会
- 2025年11月27日(木)
- 会場
- QUINTBRIDGE(大阪市都島区/NTT西日本が運営するオープンイノベーション施設)
- 応募数
- 全国・海外から114件
- 最終選考
- ファイナリスト5団体による公開プレゼンテーション・質疑応答
- 来場者
- 81名
- 準グランプリ
- 賞金50万円、大阪NPOセンターによる半年間の伴走サポート
CSOフォーラム2025の結果
受賞事業は「オルタナティブスクール小中一貫校NIJINアカデミー」。学校に合わない子どもにも豊かな教育を届ける、新しい教育インフラとして発表しました。
CSOフォーラム2025には114件の応募があり、書類審査と二次選考を経て5団体が最終選考会へ進みました。各団体は解決したい社会課題、事業内容、今後の展望を発表し、選考委員との質疑応答に臨みました。
みんなの居場所「こども食堂」を全国に広げ、誰も取りこぼさない社会をつくる事業
オルタナティブスクール小中一貫校NIJINアカデミー
産前産後の課題解決に向けた運動プログラムの開発・提供
困難を抱える女性や母子のための支援付き住宅「ウィメンズハウス」事業
枯れないお花屋さん―遠隔接客×在宅仕事の挑戦―
NIJINアカデミーが発表した「公教育を持ち運び可能にする」モデル
NIJINアカデミーがCSOフォーラム2025で発表したのは、不登校の子どもに「学校以外の居場所」を提供するだけの事業ではありません。学校が担ってきた教育の機能を、場所に縛られず受け取れるようにする新しい教育インフラです。
学校に通うことが難しくなったとき、子どもは授業だけでなく、友達との関係、生活リズム、運動、対話、挑戦する機会など、多くのものから切り離されやすくなります。NIJINアカデミーは、メタバース校舎と全国のリアル教室を組み合わせ、子どもの状況に応じて学び方を選べる環境をつくっています。
場所を越えて学べる
自宅、地域の教室、海外など、生活する場所にかかわらずオンラインで授業や活動に参加できます。
対話と社会性を失わない
一方向の動画視聴ではなく、教師や異年齢の仲間との対話、共同活動、サークルなどを重視しています。
学びを自分で選べる
決められた時間割だけではなく、興味や体調、学習状況に合わせて授業やプロジェクトを選択できます。
学校・地域・社会とつながる
在籍校との出席認定、全国のリアル教室、企業や自治体との共創を通じ、社会への入口を増やします。
CSOフォーラムの5つの選考基準とNIJINの取り組み
CSOフォーラム2025では、社会性・組織力・事業性・共創力・波及性の5つが公式の評価基準として示されました。
NIJINアカデミーは、不登校を子どもや家庭だけの問題とせず、教育の仕組みの課題として捉えています。オンラインだけで完結せず、在籍校、自治体、企業、地域の教室と連携して学びを届ける点も特徴です。
全国へ展開できるオンラインの基盤と、地域ごとの特色を生かすリアル教室を組み合わせることで、一つの地域に限定されない波及性を持っています。
数字で見るNIJINアカデミーの社会的インパクト
NIJINアカデミーは、オンラインとリアルを組み合わせたオルタナティブスクールとして、学校に合わない子どもが学びや社会とのつながりを取り戻す環境を全国へ広げています。
代表・星野達郎のコメント

「関西、特に大阪で共創の輪を広げていきたいという思いの中で、準グランプリという素晴らしい賞を受賞でき大変嬉しく思います。CSOフォーラムを通じて、多くの企業・団体の皆さまとの新しい出会いがありました。これを機に、不登校の子どもたちの『新しい学びの選択肢』をさらに全国へと広げていきます。」
株式会社NIJIN 代表取締役 星野達郎
準グランプリ受賞後の展望
CSOフォーラムの準グランプリ受賞者には、賞金だけでなく、大阪NPOセンターによる半年間の伴走サポートが用意されています。NIJINはこの機会を、関西の企業・自治体・教育関係者との共創を広げるきっかけにしていきます。
「受賞」を、子どもへ届く教育に変える。
NIJINが目指すのは、アワードを獲得することではありません。学校に合わない子どもが、住んでいる地域や家庭の状況に左右されず、豊かな教育を選べる社会です。自治体との不登校支援、地域のリアル教室、企業との教育共創をさらに広げ、「公教育を持ち運び可能にする」モデルを社会へ実装していきます。

