フリースクールの立ち上げ方|開業の流れ・資金・必要な準備を徹底解説

フリースクールの立ち上げで子どもと笑顔で向き合う大人
「安心して過ごせる居場所を、自分でつくりたい」——その一歩が、フリースクールの立ち上げです。

不登校の子どもが増える中で、フリースクールの立ち上げを考える方が増えています。この記事では、フリースクールの立ち上げ方を5つのステップで整理し、開業の流れ・資金・必要な準備、つまずきやすいポイントまで、データとあわせて解説します。「一人で抱え込まない」という選択肢も紹介します。

この記事でわかること
  1. なぜ今フリースクールの立ち上げが増えているのか【データ】
  2. フリースクールとは?立ち上げ前に押さえる基本
  3. フリースクールの立ち上げ方【5ステップ】
  4. 立ち上げでつまずきやすいポイント
  5. 一人で立ち上げない、という選択肢

なぜ今フリースクールの立ち上げが増えているのか【データ】

背景にあるのは、不登校の急増です。文部科学省の調査によると、小・中学生の不登校は令和5年度に約34.6万人となり、11年連続で増加、過去最多を更新しました。学校に代わる安心できる居場所が全国で不足しており、フリースクールの立ち上げへのニーズが高まっています。

数字で見る「居場所の必要性」
・小・中学生の不登校:約34.6万人(令和5年度・過去最多)
・11年連続で増加。安心して学べる居場所が不足
出典:文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査(令和5年度)」

フリースクールとは?立ち上げ前に押さえる基本

フリースクールは、学校に通いにくい子どもたちが自分のペースで学び、過ごせる民間の教育の場です。法律上の「学校」ではないため、開設にあたって特別な認可や免許は原則不要です。運営形態も、個人・NPO法人・企業・既存スクールとの連携など多様です。

押さえておきたい点:義務教育段階の子どもは、フリースクールに通っても在籍は元の学校(原籍校)のままです。一定の条件を満たせば、通所が在籍校で「出席扱い」となる場合があります(校長の判断)。地域の学校や教育委員会との関係づくりも大切です。

フリースクールの立ち上げ方【5ステップ】

フリースクール立ち上げの5ステップ 理念 形態 資金 仲間 開校 コンセプトリアル/オンライン初期・運営費スタッフ集め生徒募集
図:フリースクールの立ち上げは「理念→形態→資金→仲間→開校」の順で整理しやすい。

① 理念・コンセプトを決める

最初に「誰の、どんな居場所をつくりたいのか」を言語化します。対象年齢、大切にする価値観、どんな一日を過ごせる場所にするか。ここが後の運営判断すべての軸になります。

② 形態を選ぶ(リアル/オンライン/ハイブリッド)

物件を借りて開くリアル教室、自宅や小規模から始める形、オンライン中心の形など、選択肢は多様です。初期費用や集められる子どもの範囲が変わるため、理念と体力に合った形を選びます。

③ 資金と運営費を見積もる

初期費用(物件・什器・備品)と、毎月の運営費(家賃・人件費・光熱費・保険)を分けて見積もります。収入源は月謝が中心ですが、寄付・助成金・企業協賛なども選択肢です。「無理なく続けられる収支」の設計が、長続きの鍵です。

④ スタッフ・仲間を集める

子どもに伴走するスタッフ、地域で協力してくれる大人、相談できる仲間を集めます。教員免許の有無より、子どもを信じて見守れる姿勢が大切にされる現場です。

⑤ 生徒を募集し、開校する

SNS・地域の口コミ・見学会などで、理念に共感する家庭に届けます。学校や教育委員会との連携ができると、必要としている家庭に届きやすくなります。

オンラインを活用したフリースクールの立ち上げのイメージ
オンラインを組み合わせれば、地域を越えて子どもとつながる立ち上げ方も可能です。

フリースクールの立ち上げでつまずきやすいポイント

  • 集客が読めない:開校=生徒が集まる、ではありません。理念の発信を早めに始めましょう。
  • 資金が続かない:月謝だけに頼ると不安定になりがち。助成金や連携で支えを増やす。
  • 一人で抱え込む:運営・支援・事務をすべて一人で担うと疲弊します。仲間と分担を。

一人でフリースクールを立ち上げない、という選択肢

「自分の理念で居場所をつくりたい。でも、ゼロから全部を一人で背負うのは不安」——そんな方には、既存のスクールと連携して開校するという選択肢があります。私たちNIJINは、全国でリアル教室の開校を支援しています。カリキュラムやメタバースとの連携、運営ノウハウを共有できるため、理念を大切にしながら、一人では届かない支えを得て立ち上げられます。実際に教室を開いたメンバーの声をご覧ください。

あわせて読みたい:フリースクールの先生になるにはフリースクールの先生の給料は?

理念を大切にしながら、支えのある形で教室を開きませんか?
NIJINは全国でリアル教室の開校を支援しています。
リアル教室長の募集を見る

まとめ:フリースクールの立ち上げ

  • 不登校34.6万人(過去最多)を背景に、フリースクールの立ち上げニーズが拡大
  • フリースクールは民間の教育の場で、開設に認可・免許は原則不要
  • 立ち上げは理念→形態→資金→仲間→開校の5ステップで整理する。
  • ゼロから一人で背負わず、連携して立ち上げる選択肢もある。

よくある質問(FAQ)

Q. フリースクールの立ち上げに資格や認可は必要ですか?
A. 法律上の学校ではないため、原則として特別な認可や免許は不要です。ただし安全管理や運営体制は自ら整える必要があります。
Q. フリースクールの立ち上げにはどれくらいの資金が必要ですか?
A. 形態によって大きく変わります。自宅やオンラインで小さく始める方法もあれば、物件を借りるとまとまった初期費用がかかります。無理なく続く収支設計から始めましょう。
Q. 教員免許がなくてもフリースクールを運営できますか?
A. 可能です。保育士経験など教員免許以外の背景を活かして教室を運営している方も多くいます。
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