「教員を辞めたい。でも、本当に辞めていいのかな」
夏休みが終わり、2学期が始まる秋。
授業や行事、保護者対応などで学校生活が再び慌ただしくなる一方、少し仕事から離れた夏休みを経たことで、これからの働き方について考え始めた先生もいるのではないでしょうか。
「来年度も、このまま教員を続けるのかな」
「学校以外の仕事も一度見てみたい」
「でも、子どもと関わる仕事は好き」
「教員を辞めて後悔しないかな」
「そもそも私は、本当に“教員”を辞めたいんだろうか」
転職について調べ始めても、すぐに答えが出るとは限りません。
むしろ、まだ迷っている段階だからこそ大切なのは、焦って「辞める・辞めない」の結論を出すことではなく、自分が今の働き方の何を変えたいと思っているのかを整理することです。
この記事では、教員を辞めるか迷っている先生に向けて、転職を決める前に考えておきたい7つのことと、「今の学校に残る」「環境を変えて教員を続ける」「学校の外で教育を続ける」「教育以外の仕事へ進む」という4つのキャリアを整理します。
まだ「転職する」と決めていなくても大丈夫です。
学校の外にも、教員としての経験を活かしながら
子どもたちと関われる働き方があります。
目次
- 秋に「教員を辞めようかな」と考えるのはおかしくない
- 教員を辞めるか迷ったら考えたい7つのこと
- ①「教員」を辞めたい?それとも「今の環境」を変えたい?
- ② 子どもと関わる仕事は、まだ好き?
- ③ 何が変われば教員を続けられそう?
- ④ 5年後も今の働き方を続けたい?
- ⑤ 転職で絶対に変えたいことは何?
- ⑥ 教員を辞めることで変わるものも確認する
- ⑦ 「辞める」以外の選択肢も調べる
- 教員の次のキャリアは4方向で考えてみる
- 「教育は好き。でも学校は違う」と感じる人へ
- 教員経験は学校の外でも活かせる
- 秋の段階でやっておきたい5つのこと
- 転職するか決める前に避けたい3つの考え方
- 教員を辞めるか迷う人のよくある質問
- まとめ|今決めなくても、選択肢を知ることはできる
秋に「教員を辞めようかな」と考えるのはおかしくない
2学期が始まると、学校によっては運動会や文化祭、校外学習などの行事が続きます。
もちろん通常の授業もあり、教材研究、会議、校務分掌、保護者対応など、日々の仕事も続いていきます。
夏休みに少し仕事から距離を取ったあと、再び学校生活が始まったことで、「やっぱり、この働き方をこの先も続けるのは難しいかもしれない」と感じることもあるでしょう。
一方で、教員は年度単位で仕事を考えることが多いため、秋になると自然に、
「来年度はどうしよう」
「もし辞めるなら年度末かな」
「転職するとしたら、そろそろ考えた方がいい?」
と次年度のキャリアが頭に浮かびやすくなります。
ここで覚えておきたいのは、キャリアについて考え始めることと、退職を決めることは別だということです。
まだ辞めると決めていない段階でも、求人を見ることはできます。学校以外の働き方を調べることも、自分がこれまでどんな仕事をしてきたのか振り返ることもできます。
そして、調べた結果、「やっぱり教員を続けたい」と思うかもしれません。
それも、自分のキャリアについて考えたからこそできる選択です。
「辞める・辞めない」の二択にする前に、自分にはどんな働き方があるのかを知ってみましょう。
教員を辞めるか迷ったら考えたい7つのこと
「教員を辞めたい」という気持ちがあっても、その理由は一つとは限りません。
たとえば、こんな悩みがいくつも重なっていることがあります。
こうした悩みがいくつも重なっている状態で、
「私は教員に向いていない」
「もう転職するしかない」
と一つの答えにまとめてしまうと、自分が本当に変えたいものが見えにくくなります。
そこで、ここからは7つの問いを使って、一つずつ整理してみましょう。
①「教員」を辞めたい?それとも「今の環境」を変えたい?
まず考えてほしいのが、「私は教員という仕事そのものを辞めたいのか?」ということです。
たとえば、「辞めたい」と感じる背景に、こんな理由はありませんか?
こうした理由が大きい場合、「教員という仕事を辞めたい」のではなく、「今の環境を変えたい」という可能性もあります。
その場合は、教員という仕事そのものを手放す前に、異動や別の学校への転職なども選択肢になります。
一方で、
- 学校という仕組みそのものに違和感がある
- もっと一人ひとりの子どもに合わせて関わりたい
- 授業以外の業務が多いことに違和感がある
- 教育を違う方法でつくってみたい
- 学校以外の世界も経験してみたい
という思いが強いのであれば、学校の外へ視野を広げてみる意味があります。
- 別の学校だったら教員を続けたい?
- 仕事内容が同じでも環境が変われば続けたい?
- 子どもと関わる仕事自体は続けたい?
- 学校という場所そのものを離れてみたい?
② 子どもと関わる仕事は、まだ好き?
次に考えてみたいのが、「子どもと関わること自体をどう感じているか」です。
教員を辞めたいと思っていても、
子どもと話す時間は好き。
授業を考えることは好き。
昨日までできなかったことができるようになる姿を見るとうれしい。
子どもが相談してくれるとうれしい。
卒業した子が成長して戻ってくるとうれしい。
そんな気持ちは残っていませんか?
もし残っているのであれば、嫌になったのは「教育」ではなく、現在の教育への関わり方なのかもしれません。
学校以外にも、教育に関わる仕事があります。
- フリースクール
- オンラインスクール
- 通信制高校・サポート校
- 教育系企業
- EdTech
- 教材・教育コンテンツ制作
- 子どもの個別サポート
- 教育サービスの企画・運営
「学校を辞める」と「教育を辞める」を、必ずしも同じものとして考える必要はありません。
③ 何が変われば教員を続けられそう?
ここでは少し逆の方向から考えてみます。
「なぜ辞めたい?」ではなく、「何が変わったら、私は教員を続けたいと思える?」と考えてみてください。
- 残業が減ったら
- 通勤時間が短くなったら
- もっと子どもと向き合う時間が増えたら
- 授業や教育そのものに集中できたら
- 家庭との時間を確保できたら
- 自分のアイデアを教育に反映できたら
- 働く場所や時間にもう少し自由があったら
という条件が出てくるかもしれません。
なぜなら、「辞めたい理由」の反対側には、自分が本当に望んでいる働き方が隠れていることがあるからです。
たとえば、「忙しすぎて辞めたい」の反対側には、「仕事以外の時間も大切にしたい」という価値観があるかもしれません。
「一人ひとりの子どもに向き合えない」の反対側には、「もっと個別に子どもの成長を支えたい」という教育への思いがあるかもしれません。
不満だけを書き出すのではなく、「その反対に何を望んでいる?」まで考えてみましょう。
④ 5年後も今の働き方を続けたい?
学校で働いていると、どうしても目の前の仕事で一日が埋まりがちです。
明日の授業。
来週の行事。
今月の校務。
保護者への連絡。
気がつくと、「自分が5年後どう働きたいか」を考える時間がほとんどないこともあります。
そこで、一度時間軸を長くしてみてください。
5年後も、今と同じ働き方をしている自分を想像してみます。
「この仕事を続けていたい」
「教員は続けたいけれど、環境は変えたい」
「教育にはいたいけれど、学校ではないかもしれない」
「まったく違うことに挑戦してみたい」
どんな感覚があるでしょうか。
転職は、「今が嫌だから」だけで考えるものではありません。これからどうなりたいかから逆算して考える方法もあります。
⑤ 転職で絶対に変えたいことは何?
転職を考え始めると、新しい職場にさまざまな条件を求めたくなることがあります。
給与。休日。勤務時間。仕事内容。勤務地。リモートワーク。人間関係。やりがい。
もちろん、どれも大切です。ただ、すべての条件を理想通りにできる仕事が必ず見つかるとは限りません。
そこで、自分の中で優先順位をつけてみましょう。
今回キャリアを変えるのであれば、ここだけは改善したいという条件。
大切ではあるけれど、仕事内容やほかの条件とのバランスを見て考えられるもの。
現在と同じ条件でも、自分にとって大きな問題ではないもの。
たとえば、「収入は多少変わっても、家族との時間を増やしたい」という人もいれば、「働く時間よりも、教育の仕事を続けられることを優先したい」という人もいるでしょう。
大切なのは、世間の基準ではなく、自分にとって何が大切なのかを決めることです。
⑥ 教員を辞めることで変わるものも確認する
転職を考えているときは、新しい仕事の良い部分に目が向きやすくなります。
「リモートで働ける」
「新しい仕事に挑戦できる」
「学校とは違う環境で働ける」
こうした魅力はもちろんあります。
ただし、判断するときは、現在の仕事を離れることで変わるものについても確認しておく必要があります。
民間企業へ転職すれば必ず残業が減るわけでも、必ず収入が上がるわけでもありません。教育系企業でも、会社や職種によって働き方は異なります。
「教員を辞めれば今の悩みが全部なくなる」と考えるのではなく、実際の求人や採用ページを見ながら比較することが大切です。
また、退職を具体的に検討する場合は、公立・私立、自治体、学校法人、雇用・任用形態などによって必要な手続きが異なる場合があります。自分に適用される規程や正式な案内を確認しましょう。
⑦ 「辞める」以外の選択肢も調べる
ここまで考えてみると、「教員を続ける」「教員を辞める」の二択ではないことが見えてきます。
キャリアを変える方法には、いくつもの段階があります。
- 今の学校で続ける
- 異動する
- 別の学校で教員を続ける
- 学校の外で教育に関わる
- 教育系企業へ転職する
- 教育とは異なる業界へ進む
まだ迷っているなら、全部を候補として調べても構いません。
選択肢を知ることと、その選択肢を選ぶことは別です。
むしろ選択肢を知らないまま、「学校に残るしかない」あるいは「学校を辞めるしかない」と考えてしまう方が、自分の可能性を狭めてしまうかもしれません。
教員の次のキャリアは4方向で考えてみる
「選択肢が多すぎて、逆に分からなくなってきた」
そんなときは、まず4つに整理してみましょう。
現在の仕事を続けながら、負担になっている部分を整理し、改善できる方法を探す選択です。
「教員の仕事は好き」「今の学校にも良い部分がある」という場合は、すぐに環境を変える必要はないかもしれません。
教員という仕事は続けながら、異動や別の学校などによって働く環境を変える選択です。
「教員は続けたいけれど、今の環境は変えたい」という人は、この方向も考えられます。
フリースクール、オンライン教育、通信制高校・サポート校、教育系企業など、学校とは異なる場所から子どもや教育に関わる選択です。
「子どもや教育は好き。でも学校という働き方は変えたい」という人にとって、調べてみる価値のある方向です。
これまでの教員経験を別の形で活かしながら、新しい業界や職種へ挑戦する選択です。
教育とは異なる仕事を経験することで、新しいスキルやキャリアをつくっていく道もあります。
この4つを並べたとき、「絶対これ!」と決められなくても構いません。
「①ではない気がする」
「④まで離れるつもりはない」
「③が少し気になる」
という程度でも十分です。
キャリアは、最初から一つの正解を見つけるというより、自分に合わない選択肢を少しずつ外しながら考えることもできます。
「教育は好き。でも学校は違う」と感じる人へ
ここまで読んで、「やっぱり子どもと関わることは好きだな」と思った人もいるかもしれません。
教員という仕事全部が嫌なわけではない。
子どもは好き。
教育も好き。
誰かの成長に関われる仕事も続けたい。
でも、「今と同じ学校での働き方を、この先何年も続けるイメージが持てない」という人もいるでしょう。
そんな人に知ってほしいのが、学校の外から教育に関わるという選択肢です。
学校の外だからといって、教育から離れるわけではありません。
学び方そのものを一人ひとりに合わせたり、オンラインを使って地域を越えて子どもとつながったり、学校とは異なる形で子どもの挑戦に伴走したりする教育があります。
NIJINアカデミーも、学校とは異なる環境で子どもたちの学びや成長に伴走する教育の一つです。
教員として培ってきた、
- 子どもの小さな変化に気づく力
- 一人ひとりに合わせて関わる力
- 学びを設計する力
- 保護者とコミュニケーションを取る力
- 周囲と連携しながら教育をつくる力
は、学校以外の場所でも活かせる可能性があります。
学校の外で教育に関わるって、実際どんな感じ?
「学校以外の教育に興味はある。でも、実際にどんな働き方をしているんだろう?」
そんな方は、ぜひこちらの対談動画もご覧ください。
文章だけでは分かりにくい、NIJINで教育に関わる人たちの雰囲気や考え方を、動画から感じていただけます。
▶ 動画を見ながら、「自分ならどんな形で教育に関わりたいか」を考えてみてください。
「教育は続けたい。でも、働き方は変えたい。」
そんな先生へ。
学校の外で子どもたちに関わる働き方を、
もう少し詳しく覗いてみませんか?
教員経験は学校の外でも活かせる
学校の外へ目を向けたとき、「自分は教員しかやったことがない」と不安になる人もいるでしょう。
しかし、「教員」という職業名だけで考えると、自分が実際に経験してきたことが見えにくくなります。
仕事を一つずつ分解してみましょう。
授業づくり → 企画・伝える力
授業では、目標を設定し、必要な情報を整理し、子どもの理解度を想定しながら伝え方を考えます。
実際の反応を見ながら、説明の仕方や進め方を変えることもあります。
こうした経験は、研修、プレゼンテーション、企画、コンテンツ制作などにもつながる可能性があります。
学級経営 → チーム・コミュニティ運営
一人ひとり性格も考え方も異なる子どもたちと関わりながら、一つのクラスを運営する。
個人を見る視点と、集団全体を見る視点の両方が必要です。
学校では日常的な業務でも、環境が変われば、チームやコミュニティを運営する経験として整理できる場合があります。
保護者対応 → 対話・コミュニケーション
保護者の話を聞き、状況を整理し、学校での様子を伝え、必要に応じて継続的にコミュニケーションを取る。
相手の立場を考えながら対話してきた経験も、一つの力です。
行事・校務分掌 → プロジェクト運営
運動会、文化祭、修学旅行、学校説明会などでは、多くの人と連携しながら一つのものをつくります。
企画、準備、スケジュール管理、役割分担、関係者との調整、当日の運営。
これらも、学校以外の仕事で活かせる可能性のある経験です。
子どもへの個別支援 → 観察・伴走する力
同じ言葉をかけても、すべての子どもに同じように届くわけではありません。
その子の様子を見ながら、声のかけ方、課題の出し方、関わる距離などを変えてきた経験は、教育のさまざまな場面で活かせます。
職業名ではなく、これまでの行動や経験まで分解すると、自分が持っている力が見えやすくなります。
秋の段階でやっておきたい5つのこと
では、まだ転職するか決めていない先生は、この秋に何をすればいいのでしょうか。
いきなり応募する必要はありません。まずは次の5つから始めてみてください。
1.「辞めたい理由」を全部書き出す
頭の中だけで考えていると、「なんとなくしんどい」という大きな塊になってしまいます。
- 何がしんどい?
- 何を変えたい?
- 何は好き?
- 何は続けたい?
「嫌なこと」と「残したいこと」の両方を見るのがポイントです。
2.求人を10件だけ見てみる
応募するためではありません。世の中にどんな仕事があるのかを知るためです。
教育業界だけでも、学校以外にさまざまな仕事があります。さらに教育以外の仕事も見ると、自分が知らなかった働き方に出会うかもしれません。
3.気になった求人の共通点を探す
気になった求人をいくつか保存したら、共通点を見てみましょう。
「リモートワークばかり保存している」
「子どもと直接関わる仕事ばかり気になる」
「教育サービスをつくる仕事に惹かれている」
といった傾向が見えてくるかもしれません。
その共通点こそ、自分が次のキャリアで求めているもののヒントです。
4.教員として経験したことを書き出す
担当した学年、授業、校務分掌、行事、委員会、部活動、保護者対応、個別支援などを書き出してみます。
さらに、
「そのとき何が課題だった?」
「自分はどう工夫した?」
「結果、何が変わった?」
まで振り返ると、後から職務経歴書や面接を考えるときにも役立ちます。
5.「来年こうなっていたい」を書く
職業名を決めなくても構いません。
- 家族と夕食を食べられる働き方がしたい
- 教育には関わり続けたい
- もっと一人ひとりの子どもに向き合いたい
- 新しい仕事にも挑戦したい
- 場所に縛られない働き方をしてみたい
など、生活や働き方から考えてみます。
「何の仕事をする?」から考えるより、「どう働きたい?」から考えた方が、自分に合った選択肢が見えることもあります。
転職するか決める前に避けたい3つの考え方
「教員を辞めれば全部解決する」
環境を変えることで改善することはあります。ただし、転職先にも忙しい時期や難しい仕事、人間関係などはあります。
今の悩みのうち、環境を変えれば解決しそうなものと、自分自身が今後向き合う必要があるものを分けて考えてみましょう。
「教員しかしていないから、他では働けない」
これは、転職を考える先生が抱きやすい不安の一つです。
でも、教員の仕事には授業設計、コミュニケーション、企画、運営、調整、個別支援など、さまざまな経験が含まれています。
重要なのは、その経験が応募先の仕事でどのように活かせるのかを考えることです。
「一度転職を考えたら、もう辞めるしかない」
そんなことはありません。
転職活動を通して別の仕事を知った結果、「自分はやっぱり教員が好きだった」と気づくこともあるでしょう。
反対に、「教育は好きだけど、学校以外の方が自分には合っていそう」と気づくこともあります。
キャリアについて考えることは、現在の仕事を否定することではありません。自分がこれからどう働きたいのかを知るための時間です。
教員を辞めるか迷う人のよくある質問
Q. 教員を辞めたいと思うだけで転職活動を始めてもいいですか?
A. 転職すると決めていなくても、求人を見る、自分の経験を整理する、学校以外の働き方を調べるなどの情報収集はできます。調べた結果、教員を続けるという結論になることもあります。
Q. 子どもは好きなのに、教員を辞めたいと思うのはおかしいですか?
A. 「子どもと関わること」と「現在の学校で働くこと」は分けて考えられます。学校以外にも教育や子どもに関わる仕事があります。何を辞めたいのか、反対に何は続けたいのかを整理してみましょう。
Q. 転職するか決める前に求人を見てもいいですか?
A. 求人を見ることは、転職を決めることではありません。仕事内容や条件を知ることで、今の仕事で自分が大切にしていることや、変えたいことに気づく場合もあります。
Q. 教員を辞めても教育の仕事を続けられますか?
A. 学校以外にも、フリースクール、オンライン教育、通信制高校・サポート校、教育系企業、教材・コンテンツ制作、教育サービスの企画など、教育に関わる仕事があります。
Q. 秋から転職を考え始めるのは遅いですか?
A. 希望する転職時期や職種によって必要な準備期間は異なります。ただ、秋から情報収集やキャリアの棚卸しを始めることはできます。年度末退職を具体的に検討する場合は、自分の勤務先に適用される退職手続きや規程も確認しておきましょう。
Q. 転職先が決まっていなくてもキャリアを考え始めていいですか?
A. もちろんです。応募先を決める前に、「何を変えたいのか」「何は続けたいのか」「どんな生活をしたいのか」を整理しておくと、求人を見るときの判断基準をつくりやすくなります。
Q. 教員を続けるか辞めるか、どうしても決められません。
A. 今すぐ一つに決める必要はありません。「今の学校」「別の学校」「学校外の教育」「教育以外」の4方向について情報を集め、どれに興味を感じるのかを比べてみる方法があります。
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まとめ|今決めなくても、選択肢を知ることはできる
「教員を辞めたい。でも、本当に辞めていいのかな」
そう迷っているなら、今すぐ答えを出す必要はありません。
まずは、
- 教員を辞めたいのか、今の環境を変えたいのか
- 子どもや教育にはこれからも関わりたいのか
- 何が変われば今の仕事を続けられそうなのか
- 5年後はどんな働き方をしていたいのか
- 転職するなら絶対に変えたいことは何か
- 今の仕事を離れることで何が変わるのか
- 学校以外にどんな選択肢があるのか
を、一つずつ整理してみてください。
今の学校に残る。
環境を変えて教員を続ける。
学校の外で教育に関わる。
教育とは違う仕事へ挑戦する。
キャリアには、いくつもの方向があります。
そして、「子どもや教育は好き。でも、今の働き方は変えたい。」という気持ちが残っているなら、学校の外で教育を続ける道も一度見てみてください。
教員としてこれまで積み重ねてきた経験を手放すのではなく、場所や役割を変えて活かすというキャリアもあります。

