通信制高校の教員になるには?仕事内容・資格・年収・求人の探し方

通信制高校の教員がオンラインで生徒に伴走する様子
通信制高校の教員は、一人ひとりに寄り添う伴走型の関わりが中心です。

通信制高校の教員になるには、どんな資格や準備が必要なの?」——通信制高校で働くことに関心を持つ方が増えています。この記事では、通信制高校の教員になるにはどうすればいいかを、仕事内容・必要な資格(教員免許の有無)・年収・求人の探し方まで、最新データとあわせてわかりやすく解説します。

この記事でわかること
  1. 通信制高校の教員の需要が高まっている理由【データ】
  2. 通信制高校の教員の主な仕事内容
  3. 通信制高校の教員になるには?必要な資格
  4. 通信制高校の教員の年収・働き方
  5. 大変さとやりがい/向いている人
  6. 通信制高校の教員の求人の探し方

通信制高校の教員の需要が高まっている理由【データ】

まず知っておきたいのが、通信制高校で学ぶ生徒が年々増えているという事実です。文部科学省「学校基本調査」によると、通信制高校の生徒数は2024年度に約29万人にのぼり、高校生のおよそ1割(約11人に1人)が通信制で学んでいます。さらに2025年には30万人を超えたと報じられました。

数字で見る通信制高校
・通信制高校の生徒数:約29万人(2024年度)、高校生の約1割
・背景となる不登校(小中学生):約34.6万人(令和5年度)で過去最多
出典:文部科学省「学校基本調査」文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査(令和5年度)」日本経済新聞

不登校の増加を背景に、多様な学びの受け皿として通信制のニーズが高まっています。それにともない、通信制高校の教員やサポートスタッフの需要も広がっているのが今の状況です。

通信制高校の教員の主な仕事内容

通信制高校の教員は、毎日の一斉授業が中心の全日制とは働き方が異なります。レポート(添削指導)・スクーリング(面接指導)・試験を軸に、生徒一人ひとりの学びと生活に伴走するのが主な役割です。

通信制高校の学びの流れと、教員の関わり ① レポート添削で個別フォロー ② スクーリング対面/オンライン指導 ③ 試験単位認定 ④ 卒業・進路好きを社会へ 各段階で教員が、一人ひとりの伴走者として学びと生活を支えます
図:通信制の学びは「レポート→スクーリング→試験→卒業」。教員は各段階で個別に伴走します。

学習サポート・進路支援・保護者対応

レポート添削や面接指導に加え、「何をやりたいか分からない」という生徒の“好き”を一緒に見つけ、進学・就職・挑戦につなげる進路支援も大切な仕事です。保護者との連携も欠かせません。

通信制高校の教員になるには?必要な資格

「通信制高校の教員になるには教員免許が必要か」は、最もよくある疑問です。結論は働く場所によって異なります

通信制で働く「2つのルート」と教員免許 A. 通信制高校(本校)の教員 高校教諭免許が必要 担当教科の免許がベース 正規の教科指導を担う B. サポート校・オルタナの伴走スタッフ 免許がなくてもOKな役割あり メンター/学習サポーター/コーチ 伴走・居場所づくりが中心 共通して大切な力:聴く力・伴走力・生徒の“好き”を活かす発想力
図:本校の教科担当は免許が必要。サポート校の伴走スタッフは免許不要な役割も多い。

本校の教科担当は「高等学校教諭免許状」が必要

学校教育法上の通信制高校で正規の教員として教科を担当するには、原則として高等学校教諭免許状が必要です。通信制高校の教員になるには、まず担当したい教科の免許を取得しているかがベースになります。

サポート校・オルタナティブスクールは免許不要な場合も

一方、通信制高校と連携するサポート校や民間の学習支援では、メンター・学習サポーター・コーチとして教員免許がなくても関われるポジションが数多くあります。「教壇経験はないが子どもの伴走がしたい」人にも道が開かれています。

ポイント:「通信制で働く=教員免許が必須」ではありません。本校の教科担当は免許が必要ですが、サポート校のスタッフは免許より“子どもを想う気持ちと伴走力”が重視される傾向にあります。

通信制高校の教員の年収・働き方

通信制高校の教員の年収は、運営(公立/私立/サポート校)・地域・雇用形態(常勤/非常勤/業務委託)によって幅が大きいのが実態です。常勤の正職員であれば一般的な水準に近いこともありますが、非常勤や業務委託は勤務日数に応じた収入になります。金額は必ず各求人の募集要項で確認しましょう。近年は、週数日勤務・オンライン中心・複業と両立など柔軟な働き方も広がっています。

大変さとやりがい/向いている人

正解のない対応を求められる難しさはありますが、生徒の変化に立ち会える喜びが大きい仕事です。次のような方に向いています。

  • 一斉授業より、一人ひとりにじっくり向き合いたい人
  • 不登校や多様な背景の生徒を、前向きに応援したい人
  • 子育てや他の仕事と両立しながら教育に関わりたい人
  • 「学校に戻すこと」以外の選択肢を、一緒に広げたい人

通信制高校の教員の求人の探し方

1. 求人サイト・転職エージェントで探す

「通信制高校 教員 求人」などで検索すると、求人サイトや教育特化のサービスに募集が掲載されています。仕事内容と雇用形態(常勤/非常勤/業務委託)を比較しましょう。

2. 学校・運営法人の採用ページから直接応募する

気になる学校があれば、公式サイトの採用ページから直接応募するのが確実です。運営法人の理念や、実際に働く先生の声を読み込むと、入職後のミスマッチを防げます。

NIJINで通信制の教員として働くという選択肢

NIJINは、通信制サポート校「NIJIN高等学院(ニジ高)」を運営しています。ニジ高は「学習の遅れを取り戻す場所」ではなく、“自分の人生を自分でつくる場所”。生徒の“好き”を企業や社会とつなぎ、一人ひとりの挑戦に伴走する新しい通信制のかたちを目指しています。実際に立ち上げ・現場に携わるメンバーのインタビューをご覧ください。

あわせて読みたい:フリースクールの先生になるにはオンラインフリースクールの求人とは

通信制の教員として、子どもの“やりたい”に伴走しませんか?
教員免許の有無を問わず、多様なメンバーが活躍しています。
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まとめ:通信制高校の教員になるには

  • 通信制高校の生徒は約29万人(高校生の約1割)で、教員の需要も拡大中
  • 本校の教科担当は高校教諭免許が必要、サポート校は免許不要な役割も多い。
  • 年収は運営・雇用形態で幅があり、柔軟な働き方も広がっている。
  • 求人は求人サイト+学校の採用ページから直接応募が確実。

よくある質問(FAQ)

Q. 通信制高校の教員になるには教員免許は必要ですか?
A. 本校で教科を担当するには高校教諭免許が原則必要です。ただしサポート校や民間の学習支援では、免許不要で関われるポジションもあります。
Q. 通信制高校の教員は大変ですか?
A. 一人ひとり背景が異なり、正解のない対応を求められる難しさはありますが、生徒の変化に立ち会える喜びが大きい仕事です。
Q. 未経験・異業種からでも通信制高校の教員になれますか?
A. サポート校などでは可能です。民間企業や子育ての経験を活かして活躍している方も多くいます。
学校の外から、教育を変える仲間を募集しています
NIJINでは、子どもと関わりながら教育を届ける先生・スタッフを募集中です。教員経験の有無を問わず、在宅で挑戦できる働き方があります。
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