教員の異動の内示はいつ?何年で異動するかの目安と、内示前に考えること

教員の異動の内示はいつ?何年で異動するかの目安と、内示前に考えること
執筆:NIJIN 採用チーム/読了目安:15分
教員の異動の内示は、多くの自治体で3月に入ってからです。ただし、内示の日は自治体や学校ごとに違い、全国で決まった日はありません。公式の資料で確かめられるのは「3月上旬に異動名簿を校長に示す」(川崎市)や「3月下旬に異動を発表する」(東京都・神奈川県・大阪市)といった時期です。何年で異動するかの目安も、自治体の方針で決まっています。

この記事では、内示・内々示・発令・公表のちがい、異動が決まるまでの1年の流れ、自治体の資料で確かめた内示と公表の時期、何年で異動するかの目安を表にまとめます。そのうえで、内示の前に考えておきたいこと、内示を受けたあとにすること、異動をきっかけに考えたい3つの道を並べます。

この記事で分かること
  • 内示・内々示・発令・公表のちがいと、内示が3月になりやすい理由
  • 秋の方針決定から4月1日の発令までの1年の流れ
  • 東京都・神奈川県・川崎市・大阪市などの資料で確かめた時期
  • 北海道・東京都・大阪府などの「何年で異動するか」の目安
  • 内示の前後にしておきたいことと、この先の3つの道

1教員の異動の内示はいつ?|先に結論

3学期が始まると、職員室で「そろそろ内示だね」という声が聞こえてくるかもしれません。担任している子どもたちと来年も一緒にいられるのか。家族の予定はどうなるのか。「教員 異動 内示 いつ」と検索したのは、そんな落ち着かない気持ちからかもしれません。先に結論をお伝えします。

  • 内示は、多くの自治体で3月です。ただし日付は自治体や学校ごとに違い、一般には公表されていないことがほとんどです。川崎市の要領には「3月上旬に異動名簿を校長に提示」「内示日は別途通知」と書かれています。
  • 公式に発表されるのは3月下旬が多いです。2026年は、東京都教育委員会と大阪市教育委員会が3月27日、神奈川県教育委員会が3月30日に、4月1日付けの異動を公表しました。
  • 何年で異動するかも、自治体の方針で決まっています。たとえば東京都の小・中学校は「3年以上で対象、6年で必異動」、大阪府の小・中学校は「4年以上で対象、最長8年を目途」です。
  • 内示が出てからでは、できることが限られます。家庭の事情を伝える、引き継ぎの準備をする、異動以外の道を考える。どれも内示の前から始められます。

異動希望調書の書き方は、教員の異動希望の書き方にまとめています。この記事では、内示の時期と、何年で異動するかの目安、内示の前後の考え方を中心に書きます。

2内示・内々示・発令・公表のちがい

「内示」は、正式な辞令(発令)の前に、本人に異動先を知らせることです。法律で日付が決まっているものではなく、各教育委員会の運用で行われます。似た言葉を整理すると、次のようになります。

言葉どういうものか主な時期の例
内々示・1次内示内示の前に、異動の有無や行き先の見込みが伝えられること。呼び方や有無は自治体で違う東京都の公募の通知には「1次内示をもって通知し、本人内示日に内示する」とある
内示校長などを通して、本人に異動先が伝えられること3月が多い。日付は一般に公表されないことが多い
公表(新聞・ホームページ)教育委員会が異動の規模や管理職の一覧などを発表すること2026年は東京都・大阪市が3月27日、神奈川県が3月30日
発令辞令が出て、正式に異動すること4月1日付けが多い(退職などは3月31日付け)

2026年の例では、公表から4月1日の発令までは2〜5日ほどでした。内示はその前ですが、発令までの残りの日数は長くありません。この短い間に、子どもへの伝え方や引き継ぎ、引っ越しの準備が重なります。だからこそ、内示の前に「異動になったら」を少し考えておくことが助けになります。

出典:東京都教育委員会「令和8年度(令和9年4月1日異動)公立小中学校教員公募について(通知)」kyoiku.metro.tokyo.lg.jp(PDF)/東京都教育委員会「東京都公立学校教員の異動について(令和8年4月1日付け)」kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/神奈川県「公立学校教職員の人事異動について(令和8年3月31日、4月1日付け)」pref.kanagawa.jp/大阪市「令和7年度末 大阪市立学校園の人事異動について」city.osaka.lg.jp

3来年度の異動が決まるまでの1年の流れ

教員の異動の内示がいつ来るか気になる20代の先生が、3月の放課後の教室で窓の外を見る様子(イメージ)
異動は秋から少しずつ動き、3月に内示を迎えます。流れを知っておくと、待つ時間も落ち着いて過ごしやすくなります(イメージ)。

内示は3月ですが、異動はその半年以上前から動き始めています。公開されている自治体の資料から、来年度(4月1日)の異動までの流れを並べると次のようになります。時期は自治体によって前後します。

夏〜秋|方針が決まる教育委員会が翌年度の異動の方針や要領を決める。一宮市・川越市は9月に議案として出している
秋|希望を伝える自己申告書や異動希望調書を出し、校長と面談する。川崎市は10月に校長が書類を提出
冬|調整する教育委員会と校長のヒアリング、市町村の内申など。川崎市は11月と1月に2回
3月|内示・公表川崎市は3月上旬に異動名簿を校長へ。公表は3月下旬が多い
4月1日|発令新しい学校で辞令を受け、新年度が始まる
来年度の異動が決まるまでの流れ(川崎市の令和7年度実施要領、一宮市・川越市の議案などをもとに編集部が整理)。進め方は自治体ごとに違います。

たとえば川崎市の「令和7年度教職員人事異動実施要領(案)」では、校長が10月10日に校内人事計画と異動対象者の自己申告書を出し、11月と1月に教育委員会と校長の人事ヒアリングを行い、3月上旬に異動名簿を校長に示す流れが書かれています。

東京都には、先生が自分から手を挙げる「公立小中学校教員公募」があります。令和9年4月1日の異動に向けた公募では、10月1日から各地区が募集の内容を載せ、10月19日から11月26日に選考、12月上旬から中旬に選考結果を通知する日程が示されています。公募で異動が決まった場合も、知らせは「1次内示」で行うと書かれています。

この記事を書いている10月は、ちょうど来年度の方針が出そろい、希望を伝える時期にあたります。内示を待つだけでなく、いまの時点で自分の勤務年数と、自治体の方針を確かめておくと落ち着いて準備できます。

出典:川崎市教育委員会「令和7年度教職員人事異動実施要領(案)」city.kawasaki.jp(PDF)/一宮市教育委員会「令和8年度教職員定期人事異動方針について」(令和7年9月30日)city.ichinomiya.aichi.jp(PDF)/川越市教育委員会「令和8年度当初教職員人事異動の方針・細部事項について」(令和7年9月26日)city.kawagoe.saitama.jp(PDF)/東京都教育委員会「公立小中学校教員公募について(通知)」kyoiku.metro.tokyo.lg.jp(PDF)

4自治体の資料で見る、内示と公表の時期

「内示は3月の何日?」という日付は、ほとんどの自治体で一般には公表されていません。公式の資料で確かめられた時期だけを、次の表にまとめます(2026年10月時点で確認)。

自治体資料で確かめられたこと読んだ資料
東京都2026年3月27日に「東京都公立学校教員の異動について(令和8年4月1日付け)」を掲載。公募による異動は「1次内示」で知らせると通知にある教育委員会の掲載ページ、公募の通知
神奈川県2026年3月30日に、3月31日・4月1日付けの公立学校教職員の人事異動を記者発表。県所管の教員の異動は3,220人県の記者発表資料
川崎市3月上旬に教職員異動名簿を校長に提示。各学校の内示日は別途通知令和7年度教職員人事異動実施要領(案)
大阪市2026年3月27日14時に、令和7年度末の市立学校園の人事異動(校園長・教頭など)を発表市の報道発表資料

ここから読み取れるのは、内示は公表より前の3月のうちに行われるということまでです。愛知県・大阪府などについては、内示の日付を書いた公式の資料を、今回は見つけられませんでした。「全国一律で3月○日」という情報を見かけても、自分の自治体のものかを確かめてください。いちばん確かなのは、勤めている学校の管理職に聞くことです。

内示が3月になりやすい理由

異動は、一人ずつ決めるものではありません。退職する人、新しく採用する人、学級数の増減、管理職の昇任が決まってはじめて、全体の組み合わせが固まります。川崎市の要領にも、学級数や児童生徒数の推計をもとにヒアリングを重ねることが書かれています。全体が固まるのが年度末に近くなるため、内示も3月になりやすいと考えられます。

出典:神奈川県「公立学校教職員の人事異動について(令和8年3月31日、4月1日付け)」pref.kanagawa.jp/東京都教育委員会 kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/川崎市教育委員会 city.kawasaki.jp(PDF)/大阪市 city.osaka.lg.jp

5教員は何年で異動する?自治体ごとの目安

「教員 異動 何年」と気になる方へ。同じ学校に何年いると異動の対象になるかは、自治体の方針や要領に書かれています。公式の資料で確かめられた小・中学校の目安を並べます。

自治体新規採用の人それ以外の人読んだ資料
北海道基準は4年基準は5〜7年北海道教育委員会「人事異動について」(小・中学校の1校あたりの基準年数)
東京都現任校3年以上で異動の対象、6年に達した人は必異動。5校を経験するまでに異なる3つの地域を経験する東京都教育委員会「第4章 任用」(一般教員の異動)
川崎市(神奈川県)新規採用から4年に達した人は異動対象7年に達した人は異動対象。3年以上7年未満は本人の希望と校長の意見具申による令和7年度教職員人事異動実施要領(案)
一宮市(愛知県)新任から5年以上で対象6年以上で対象。3年未満は原則として対象にしない令和8年度教職員定期人事異動方針(県の方針にもとづく市の要項)
大阪府4年以上で対象、最長6年を目途4年以上で対象、最長8年を目途(育児休業の通算などで最長10年を目途とする場合あり)令和9年度公立小中学校教職員人事取扱要領
川越市(埼玉県)採用後6年以内に異動同一校10年以内に異動、7年以上は積極的に異動。3年未満は原則として異動しない令和8年度当初教職員人事異動の方針・細部事項

表を見ると、「3〜4年で異動の候補に入り、6〜10年までには異動する」という形の自治体が多いことが分かります。ただし、数字はそれぞれ違い、年度ごとに見直されることもあります。大阪府の小・中学校は、令和4年度の要領では新規採用以外の人を「7年以上・最長10年を目途」としていましたが、令和9年度の要領では「4年以上・最長8年を目途」になっています。

確かめ方のコツ:自分の自治体の名前と「人事異動方針」「人事異動実施要綱」「取扱要領」で検索すると、教育委員会の会議の資料として公開されていることがあります。政令指定都市の先生は、県ではなく市の方針を見てください。

また、年数に達していなくても、校長の意見具申や教育委員会の判断で異動になることがあると、どの資料にも書かれています。反対に、年数に達していても、学校運営の事情などで残る場合もあります。年数は「目安」で、最後は任命権者の教育委員会が全体を見て決めます。

出典:北海道教育委員会「人事異動について」dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/東京都教育委員会「第4章 任用」kyoiku.metro.tokyo.lg.jp(PDF)/川崎市教育委員会 city.kawasaki.jp(PDF)/一宮市教育委員会 city.ichinomiya.aichi.jp(PDF)/大阪府「大阪府公立学校教職員人事基本方針及び、取扱要領」pref.osaka.lg.jp・令和9年度公立小中学校教職員人事取扱要領(Word)・令和4年度の要領(Word)/川越市教育委員会 city.kawagoe.saitama.jp(PDF)

6内示の前に考えておきたいこと

教員の異動の内示の前に、30代の先生が校長との面談で家庭の事情を伝える場面(イメージ)
介護や子育てなど配慮してほしい事情は、内示の前の面談で、具体的に伝えておくことが大切です(イメージ)。

内示が出てから考え始めると、数日のうちに気持ちの整理と準備を同時にすることになります。秋から冬のうちに、次のことを少しずつ確かめておくと安心です。

  • 自分の勤務年数が、自治体の方針でいう「異動の対象」に入っているか
  • 介護・子育て・通院・通勤など、配慮してほしい事情を、面談で校長に伝えたか
  • いまの学級や担当の仕事を、だれにどう引き継ぐかのメモがあるか
  • 異動になったら住まいはどうするか、家族と話してあるか
  • 「異動したい・残りたい」の気持ちだけでなく、この先どんな教育をしたいかを言葉にしたか

家庭の事情は、早めに、具体的に

川崎市の要領には、校長が面接で本人の意向を十分に把握すること、育児休業明けや病気休職明けの人には本人の意向や個別の事情を考えることが書かれています。川越市の細部事項にも、心身の状況や、子育て・介護などの家庭状況に応じて、可能な範囲で人事上の配慮を行うとあります。事情は、内示の前の面談で伝えてこそ考えてもらえます。書類に書きにくいことは、面談で口頭で伝えてください。

「辞めるかもしれない」と思っているなら

異動の組み合わせは、全体で調整されています。退職を考えているなら、内示を待たずに、早めに管理職に相談するほうが、学校にとっても自分にとっても負担が少なくなります。伝える時期の考え方は教員の退職はいつ言う?にまとめています。まだ決めきれない段階なら、教員を辞めるか迷う先生へもご覧ください。

出典:川崎市教育委員会「令和7年度教職員人事異動実施要領(案)」city.kawasaki.jp(PDF)/川越市教育委員会「令和8年度当初教職員人事異動の方針・細部事項について」city.kawagoe.saitama.jp(PDF)

異動のほかに、学校の外で教える道も見ておく8人のクラスを在宅で受け持つ先生、1対1で子どもに伴走する先生など、NIJINの募集職種と働き方を確かめられます。
募集職種を見る →

7内示を受けたあとにすること

内示を受けた日から発令までは、短いことが多いです。次の順で進めると、あわてずにすみます(編集部による整理です。学校の決まりがあれば、そちらに従ってください)。

  1. 公表まで、だれに話してよいかを確かめる。内示は正式な発表の前の知らせです。子ども・保護者・同僚に伝えてよい時期は、管理職の指示に従います。
  2. 引き継ぎの書類をまとめる。学級の子どもの様子、配慮が必要なこと、担当していた校務の進み具合を、次の人が読んで分かる形にします。
  3. 異動先の学校に連絡する。あいさつや打ち合わせの日程は、管理職を通して確かめます。
  4. 住まい・通勤・家族の予定を決める。引っ越しが必要なら、手当や手続きは勤務先の事務担当に確かめます。
  5. 子どもたちとの別れの時間を大切にする。伝えてよい時期が来たら、どんな言葉で伝えるかを考えておきます。

内示の内容が希望どおりだったとき

新しい学校で何をしたいかを、春休みのうちに一つ決めておくと、4月の忙しさに流されにくくなります。

希望と違ったとき

落ち込むのは自然なことです。自分の評価だけで決まるものではありません。気持ちが整うまで、大きな決断は急がなくてかまいません。

異動のあとの春は、新しい人間関係と仕事が一度に来ます。1年のうちでつらさが重なりやすい時期は教員がしんどい時期はいつ?にまとめています。眠れない、食べられないといった状態が続くときは、仕事の工夫より先に、医療機関や公立学校共済組合などの相談窓口に話してください。

8異動をきっかけに考えたい3つの道

異動の内示を前に、これからの働き方を自宅でノートに書き出して整理する30代の先生(イメージ)
残る・外へ出る・両方に関わる。内示を待つ時期は、この先どんな教育をしたいかを見つめ直すきっかけにもなります(イメージ)。

異動は、自分で選べない部分が大きい出来事です。だからこそ、内示を待つあいだに「自分はこの先、どんな場所で、どんな教育をしたいか」を考えるきっかけにもなります。道は「異動を受け入れる」か「辞める」かの2つだけではありません。

道どんな形か合いやすいとき気をつけること
残る学校の先生を続ける。異動を新しい環境として生かす。公募がある自治体では、自分から手を挙げるしんどさの中心が、いまの学校や担当にあるとき行き先や担当は自分では決められない
外へ出る年度末で退職し、学校の外の教育の仕事に就く大人数で一斉に動く形そのものが、自分のやりたい教育と合わないとはっきりしたとき収入や働き方の安定は、公立学校と性質が違う。退職を伝える時期は早めに
両方に関わる先生を続けながら、学校の外の学びの場や学び合いの仲間とも関わる辞めるかどうかを決める前に、外の世界を確かめたいとき公立学校の先生が報酬を得る場合は、兼業の決まりがある

どれが正しいということはありません。「残る」道を選ぶなら、学校の外に学び合う仲間を持つのも一つの方法です。小学校の先生には、オンラインで授業を見合い、教科ごとに学び合う授業てらすがあります。中学校の先生には、評価や校内の人間関係を気にせず全国の中学校の先生と本音で話せる中学校てらすがあります。

「両方に関わる」場合、地方公務員法第38条は、任命権者の許可を受けなければ報酬を得て事業や事務に従事してはならないと定めています。教育公務員特例法第17条は、教育に関する他の職や事業に、本務に支障がないと認められる場合に従事できると定めています。始める前に管理職に確かめてください。くわしくは教員は副業できる?をご覧ください。

出典:e-Gov法令検索「地方公務員法」(第38条)laws.e-gov.go.jp/「教育公務員特例法」(第17条)laws.e-gov.go.jp

一人で決めきれないときは、話しながら整理する

内示を待つ時期は、気持ちが揺れやすい時期でもあります。学校の外の人と話しながら、自分の考えを整理する方法もあります。

先生キャリアコーチの面談の様子
NIJINの事業先生キャリアコーチ教員の転職・キャリア転換を専門とするコーチングです。まだ辞めるかどうか決めていない段階でも、無料相談で話を整理できます。先生キャリアコーチを見る →

公式サイトには「辞めるか、続けるか。その前に、体験する。」という考え方が書かれています。無料相談・ヒアリングのあと、コーチング・メンタリング・キャリアダイブのプログラムを体験し、教員を続けるか新しい道へ進むかを自分で選ぶ流れです。よくある質問には、転職するか決めていない段階でも相談でき、無理に転職をすすめないこと、平日の夜や土日に日程を合わせられること、秘密を守って対応することが書かれています。

9学校の外で、自分のやりたい教育を続ける道

3つの道を並べたうえで、学校の外の選択肢の一つとしてNIJINを紹介します。NIJINは、不登校や学校が合わない小中学生が学ぶ「NIJINアカデミー」などを運営する会社です。採用サイトによると、代表の星野は小学校教諭として7年間子どもと向き合い、2022年に創業しました。ミッションは「人を責めず、仕組みを創る。」です。NIJINアカデミーのリアル教室は、全国に52か所あります。

異動をきっかけに、自分に合う教育の場を考える先生もいます。学校が苦しかった先生が、学校の外に学びの場を開いた例として、タツロー校長のチャンネルの動画を1本紹介します。

「大人数や決められた場所が苦手だった」学校が苦しかった先生が開校するアート系フリースクール|NIJINアカデミー町屋南千住校(荒川区)▶
▶ タツロー校長|「大人数や決められた場所が苦手だった」学校が苦しかった先生が開校するアート系フリースクール|NIJINアカデミー町屋南千住校(荒川区)

NIJINアカデミーの先生は、メタバース校舎で異学年・8人制のクラスを担任し、自分の得意を授業にする仕事です。完全フルリモートで、週3日から働けます。必須の時間帯は平日10時〜11時(週3日)と水曜12時〜13時30分です。給与の目安は月20万円〜70万円(フルコミットの場合)。在宅で週数日なら、月5万円程度から始めることもできます。

良いことだけではありません。学校の外では、異動で環境が変わることはない代わりに、自分で環境をつくる主体性が求められます。学校の外へ出れば楽になる、とは約束できません。公立学校に在職したまま関わりたい方は、8章の兼業の決まりを先に確かめてください。

学校の中と外で、教育に向き合う先生の声

あおさんのインタビュー記事の写真

あおさん

営業職13年を経て37歳で東京都の公立中学校の国語科教諭に/中学校てらす 運営代表

「誰かが変えてくれるのを待つのではなく、私が、この手で変えていくんだ」

あおさんのインタビューを読む

インタビューによると、あおさんはいまも公立中学校の先生として学年担任や生活指導主任を務めながら、全国の中学校の先生がつながる「中学校てらす」を運営しています。学校に残りながら、外の仲間と学校を良くしていく道です。

きょーこさんのインタビュー記事の写真

きょーこさん

小学校教員を14年(うち2年はJICA海外協力隊)/NIJINアカデミー リアル教室 横浜泉校 教室長

「ここなら子どもたちの笑顔をもっと咲かせられる」

きょーこさんのインタビューを読む

きょーこさんは、生徒指導主任として学校全体を見たときに、学校の仕組みに窮屈さを感じる子が増えていると感じたと話しています。子育てで現場を離れたあと、学校の外から子どもが真ん中にいる学びの場をつくる道を選びました。いまは教室長のほか、小学校の非常勤講師なども兼ねています。

10よくある質問

教員の異動の内示はいつですか?
多くの自治体で3月です。ただし日付は自治体や学校ごとに違い、一般には公表されないことがほとんどです。川崎市の要領には「3月上旬に異動名簿を校長に提示」「各学校の内示日は別途通知」と書かれています。確かな日は、勤めている学校の管理職に確かめてください。
小学校の教員の異動の内示も同じ時期ですか?
市町村立の小学校の先生の多くは、都道府県の教育委員会が任命する県費負担教職員で、市町村の教育委員会の内申を経て決まります。中学校と同じ流れで進むことが多く、内示も3月が多いです。政令指定都市の先生は、市の教育委員会の方針で決まります。
教員は何年で異動しますか?
自治体によって違います。たとえば東京都の小・中学校は現任校3年以上で対象、6年で必異動です。大阪府の小・中学校は4年以上で対象、新規採用者は最長6年、それ以外は最長8年を目途としています。北海道の小・中学校の基準は、新採用者4年、経験者5〜7年です。
内示がなければ、異動はないと考えてよいですか?
多くの場合はそう考えられますが、内示の伝え方や時期は自治体や学校で違います。気になるときは、管理職に確かめるのがいちばん確かです。
内示を断ることはできますか?
異動は任命権者の教育委員会が全体を見て決めるもので、内示のあとに変えるのは難しいと考えておくほうが安全です。配慮してほしい事情は、内示の前の面談や調書で伝えてください。体調などで困っているときは、管理職や相談窓口に早めに話してください。
来年度の異動に向けて、いまからできることは?
自分の自治体の今年度の異動方針で勤務年数の基準を確かめ、面談で伝えたい事情を整理しておきましょう。東京都のように公募がある自治体では、秋に募集が始まります。希望の書き方は教員の異動希望の書き方をご覧ください。
異動をきっかけに退職を考えています。いつ伝えればよいですか?
異動の組み合わせは全体で調整されるため、退職を考えているなら内示を待たずに早めに管理職に相談するのがおすすめです。手続きは勤務先や教育委員会の決まりに従ってください。

11まとめ|時期と年数を知って、内示の前に考えておく

教員の異動の内示は、多くの自治体で3月です。日付は自治体や学校で違い、公表されるのは3月下旬が多い。何年で異動するかも、自治体の方針に書かれています。内示そのものは自分で選べなくても、その前に考えておけることはたくさんあります。

  • 自分の自治体の異動方針で、勤務年数の基準を確かめた
  • 配慮してほしい事情を、面談で校長に伝えた
  • 引き継ぎのメモを少しずつつくり始めた
  • 異動になったときの住まいや家族の予定を話し合った
  • 残る・外へ出る・両方に関わるの3つを並べて考えてみた

どの道を選んでも、確かめて自分で選んだのなら、それが答えです。内示を待つ春を、自分のやりたい教育を見つめ直す時間にしてください。

自分のやりたい教育ができる場所は、学校の外にもあります。
8人のクラスや1対1で、子ども一人ひとりと向き合う道です。

エントリーする → まず仕事の内容を知りたい方はNIJINの採用サイトで募集職種を見るか、NIJINアカデミーの先生の募集をご覧ください。

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