原因が分かれば、残る・外へ出る・両方に関わる、のどれが自分に合うかが見えてきます。この記事では、公式の統計を確かめながら、見きわめ方を順に整理します。
目次
- 新規採用の先生の退職や、20代の休職についての文部科学省の数字
- 「向いてない」という気持ちを、量と環境・役割との相性・時期の3つに分ける方法
- 先生の仕事を6つに分けて、自分の向き・不向きを書き出すやり方
- 学校に残る道、外へ出る道、両方に関わる道(兼業には許可が必要)
- 学校の外で教育を続けている元教員の声と、つらいときの公的な相談先
1「教員に向いてない」と感じる先生は少なくない

授業がうまくいかなかった日の帰り道。保護者からの電話を切ったあと。職員室で自分だけ仕事が終わらない夜。「自分は教員に向いてないのかもしれない」という考えは、そんなときに浮かびます。
まずお伝えしたいのは、そう感じること自体は、めずらしくないということです。文部科学省の調査から、関係する数字を3つ見てみます。
新規採用の先生のうち、1年以内に正式採用とならなかった人
出典:文部科学省「令和6年度公立学校教職員の人事行政状況調査」3-2 条件付採用 mext.go.jp
同じ調査の参考値では、令和4年度が637人(1.94%)、令和5年度が791人(2.29%)でした。この3年間、人数も割合も増えています。
20代・30代で、心の不調で休んでいる先生
令和6年度に精神疾患で病気休職をした公立学校の教育職員は7,087人で、全体の0.77%でした。年代別では、20代が1,310人(20代の0.86%)、30代が2,118人(30代の0.95%)です。
出典:文部科学省「令和6年度公立学校教職員の人事行政状況調査」1-1-4 mext.go.jp
休職の背景として多いのは「指導そのもの」と「職場の人間関係」
同じ調査では、休職の要因を教育委員会がどう見ているかも集計されています。全体では「児童・生徒に対する指導そのものに関すること」が26.5%、「職場の対人関係(上司、同僚、部下等)」が23.2%、「校務分掌や調査対応等、事務的な業務に関すること」が12.7%でした。
出典:文部科学省「令和6年度公立学校教職員の人事行政状況調査」1-1-19(本人の回答ではなく、教育委員会の認識を集計したもの)mext.go.jp
これらの数字は、「若い先生は弱い」ということを示すものではありません。経験が浅い時期に、指導と人間関係の両方で大きな負荷がかかりやすいことを示しています。「向いてない」という気持ちの裏には、個人の資質だけでは説明できないものがあります。
2「向いてない」の正体を3つに分ける
「向いてない」は、とても大きな言葉です。授業の失敗も、睡眠不足も、同僚との行き違いも、全部この一言にまとまってしまいます。そのまま考え続けると、「自分という人間がだめなのだ」という結論に流れやすくなります。
そこで、気持ちの出どころを3つに分けます。
A:仕事の量と環境の問題
1つめは、仕事そのものではなく、量や職場の状態から来る苦しさです。文部科学省の教員勤務実態調査(令和4年度、速報値)では、教諭の平日1日あたりの在校等時間は、小学校で10時間45分、中学校で11時間1分でした。前回の平成28年度調査より短くなったものの、文部科学省自身が「依然として長時間勤務の教師が多い状況」とまとめています。
出典:文部科学省「教員勤務実態調査(令和4年度)の集計(速報値)について」mext.go.jp
眠れていない、休めていない状態では、どんな仕事でも「向いてない」と感じやすくなります。Aが中心なら、問題はあなたの適性ではなく、仕事の配分や職場にあります。
B:役割との相性の問題
2つめは、学校で求められる先生の役割と、自分の持ち味のずれです。たとえば、一人ひとりとじっくり話すのは得意でも、30人以上を同時に動かす場面が苦しい。子どもの興味から学びをつくりたいのに、進度や行事の予定が先に決まっている。こうしたずれは、力が足りないという話ではありません。
Bが中心の人は、「教育に向いてない」のではなく、「今の役割の形が合っていない」可能性があります。教育の仕事には、学校の担任以外の形もたくさんあります。
C:時期の問題
3つめは、経験の浅さや、その年だけの事情から来る苦しさです。初めての担任、初めての異動、難しい学級を持った年。これらは時間や配置が変わると、軽くなることがあります。
ただし、「時期の問題だから我慢すればいい」という意味ではありません。期限を決めて様子を見る、というのがCへの向き合い方です。体調をくずしてまで待つ必要はありません。
3つを見分けるための問い
| 自分に聞いてみること | 「はい」なら近いもの | 次に考えること |
|---|---|---|
| 十分に寝て休めた週は、気持ちが少し軽くなる | A 量と環境 | 仕事の量を減らす相談、休み方の見直し |
| 別の学校、別の学年なら続けられる気がする | A 量と環境 | 異動の希望、校内での分担の相談 |
| 子どもと関わる時間は好きだが、進め方に違和感がある | B 役割との相性 | 校種変更、学校の外の教育の仕事 |
| 休みの日も、やりたい教育の形を考えてしまう | B 役割との相性 | その形に近い現場を見に行く |
| 去年の今ごろより、できることは増えている | C 時期 | 記録をつけ、期限を決めて見直す |
| 子どもと関わること自体が、もうつらい | どれとも決めない | まず休む。8章の相談先へ |
この表は、考えを整理するための目安です。診断ではありません。心や体の不調があるときは、判断を急がず、医療機関や8章の相談窓口を先に頼ってください。
31年目・2年目・3年目|時期ごとに見ておきたいこと
「教員 向いてない 1年目」「2年目」「3年目」と、年次をつけて調べる方は多くいます。年次によって、置かれている立場が違うからです。制度のうえで決まっていることを中心に整理します。
| 時期 | 置かれている立場 | 見ておきたいこと |
|---|---|---|
| 1年目(新卒・初任) | 公立学校の教諭は、採用から1年間は条件付採用の期間です。あわせて1年間の初任者研修を受けます(教育公務員特例法)。 | 仕事を覚えることと、評価されることが同時に進む年です。できないことが多いのは、制度の前提でもあります。 |
| 2年目 | 初任者研修の1年間が終わり、正式採用になっています。 | 支えが減ったと感じるか、楽になったと感じるか。1年目と比べて、どの場面が変わったかを書き出します。 |
| 3年目以降 | 学校の中で任される仕事が広がっていく時期です。任され方は学校によって違います。 | 苦しさが「慣れていないこと」から「役割の形」へ移っていないか。2章のBを確かめます。 |
| 30代 | 学年や分掌をまとめる立場になることがあります。 | やりたい教育と、求められる役割の距離。精神疾患による休職者の割合は、30代が最も高い年代です(令和6年度0.95%)。 |
出典:教育公務員特例法 第12条(条件付任用)・第23条(初任者研修)e-Gov法令検索/文部科学省「令和6年度公立学校教職員の人事行政状況調査」mext.go.jp
「向いてない」を判断する前に、記録をつける
人は、うまくいかなかった場面のほうを強く覚えています。記憶だけで判断すると、実際より悪い結論になりがちです。2週間でかまいません。次の3つを、1日1行ずつ書いてみてください。
- 今日いちばん苦しかった場面:授業、休み時間、職員室、電話、書類など、場面の名前で書きます。
- 今日少しでも手ごたえがあった場面:小さなことで十分です。子どもの一言、うまく伝わった説明など。
- 眠った時間と、学校を出た時刻:気持ちの波と、体の状態のつながりが見えます。
2週間分を見返すと、苦しさが特定の場面に集まっているのか、全体に広がっているのかが分かります。特定の場面に集まっているなら、そこを変える方法を探せます。全体に広がっていて、体の不調も出ているなら、先に休むことを考えます。
4仕事を6つに分けて、向き・不向きを見きわめる
「教員に向いている人の特徴」を調べると、「子どもが好き」「教えるのが好き」「コミュニケーションが得意」といった項目がよく出てきます。けれども、当てはまるかどうかを見ても、次の一歩は決まりません。先生の仕事は、中身の違う仕事の集まりだからです。
教員勤務実態調査(令和4年度、速報値)によると、教諭が平日に「授業(主担当)」にあてている時間は、小学校で1日4時間13分、中学校で3時間16分です。在校等時間のうち、残りは授業準備、生徒指導、学年・学級経営、会議、事務、保護者対応などにあてられています。
出典:文部科学省「教員勤務実態調査(令和4年度)の集計(速報値)について」mext.go.jp
つまり、「教員に向いてない」という言葉の中には、「授業は好きだが事務が苦しい」「個別に話すのは得意だが集団を動かすのが苦しい」といった、まったく違う中身が入っています。次の表で、自分の場合を書き出してみてください。
| 仕事の要素 | 苦しさを感じやすい場面の例 | 苦しいのがここだけなら |
|---|---|---|
| 授業をつくる・行う | 準備の時間が取れない。進度に追われる。 | 時間の問題(A)か、進め方の自由度の問題(B)かを分けます。 |
| 学級をまとめる | 大人数を同時に動かす。指示が通らない。 | 少人数や個別の関わりが中心の現場と、相性がよいことがあります。 |
| 個別に関わる | 一人に時間をかけたいのに、かけられない。 | 気持ちはあるのに時間がない状態です。向いていないのとは逆です。 |
| 保護者とやり取りする | 電話や面談のあと、長く引きずる。 | 一人で受けない形にできないか、学年や管理職に相談します。 |
| 校務分掌・事務 | 書類や調査への回答が終わらない。 | 教育の中身とは別の仕事です。分担や量の相談の対象です。 |
| 部活動・行事 | 休日がなくなる。専門外の競技を任される。 | 配置や担当の問題です。校種や学校によって大きく変わります。 |
- 6つそれぞれに「好き・ふつう・苦しい」をつける
- 「苦しい」に、2章のA・B・Cのどれが近いかを書き足す
- 「好き」が1つでも残っていれば、その要素が多い働き方を探す手がかりになる
6つすべてが「苦しい」になった場合も、すぐに「教育に向いてない」と決めなくて大丈夫です。疲れきっているときは、好きだったことまで苦しく感じます。その場合は、見きわめより先に休むことが必要です。
5学校に残る道|相談・異動・校種変更・休む

原因がA(量と環境)やC(時期)に近いなら、学校に残ったまま変えられることがあります。辞めることだけが解決ではありません。
校内で相談する
学年主任、教頭、校長、養護教諭など、話しやすい人に、4章の表をもとに「どの場面が苦しいか」を具体的に伝えます。「向いてない気がします」と伝えるより、「保護者への電話を一人で受けるのが苦しい」と伝えるほうが、相手も動きやすくなります。1年目であれば、初任者研修の指導にあたる先生も相談先の一つです。
異動を希望する
学校が変わると、学年の組み方、分掌の量、職場の雰囲気が変わります。異動の希望の出し方や時期は、自治体や学校によって違います。まずは勤務校の管理職や教育委員会に、手続きを確かめてください。
校種や立場を変える
小学校から中学校へ、通常の学級から特別支援学級へ、というように、校種や担当を変える道もあります。必要な免許状や手続きは、校種と自治体によって異なります。正規の教員から非常勤講師へ立場を変えて、授業に集中するという選び方をする人もいます。
休む
眠れない、食べられない、朝に体が動かないといった状態が続くときは、見きわめを後回しにして、休むことを先に考えてください。休暇や休職の制度、その間の給与の扱いは自治体ごとに決まっています。勤務校の管理職、事務職員、教育委員会に確認するのが確実です。体調については、医療機関に相談してください。
6外へ出る道と、両方に関わる道
原因がB(役割との相性)に近いなら、役割の形そのものを変えることを考えます。道は「残る」か「辞める」かの2つではありません。
外へ出る道
学校の外にも、教育の仕事はあります。フリースクールやオルタナティブスクールの先生、オンラインの先生、通信制高校やサポート校の先生、教材や研修をつくる仕事などです。教育から離れて、別の業界で働く道もあります。
大切なのは、「教員を辞めること」と「教育を辞めること」を分けて考えることです。Bの人が合っていないのは、多くの場合、教育そのものではなく役割の形です。具体的な転職先の比べ方は、教員の転職先を年代・目的別にまとめた記事をご覧ください。辞めるかどうか自体を迷っている方には、辞めるか迷っている先生に向けた記事があります。
両方に関わる道(公立の先生の兼業は許可が必要です)
いきなり決めずに、学校に勤めながら外の教育に触れる方法もあります。学校外の研修やコミュニティに参加する、気になる現場を見学する、休日にボランティアで関わる、といった形です。
報酬を受ける仕事をする場合は、注意が必要です。公立学校の先生は地方公務員です。地方公務員法第38条により、報酬を得て事業や事務に従事するには、任命権者の許可が要ります。また、教育公務員特例法第17条では、教育に関する他の職を兼ねたり、教育に関する他の事業や事務に従事したりすることが、本務の遂行に支障がないと任命権者が認める場合にできる、と定められています。
出典:地方公務員法 第38条 e-Gov法令検索/教育公務員特例法 第17条 e-Gov法令検索
どんな活動が認められるかは、任命権者である教育委員会の判断によります。始める前に、必ず勤務校の管理職と教育委員会に確認してください。くわしくは現職教員の兼業の条件と注意点をまとめた記事で説明しています。
3つの道を比べる
| 道 | 変わるもの | 変わらないもの | 最初の一歩 |
|---|---|---|---|
| 学校に残る | 職場、学年、分担、校種 | 公立学校の先生という立場 | 苦しい場面を具体的にして、校内で相談する |
| 両方に関わる | 学校の外とのつながり、視野 | 今の勤務と収入 | 見学や研修に参加する。報酬がある場合は許可を確認する |
| 外へ出る | 役割の形、働く場所と時間 | 教育への思い(教育の仕事を選ぶ場合) | 募集内容を読み、働いている人の話を聞く |
7学校の外で、自分のやりたい教育をする|NIJINという選択肢
ここからは、外へ出る道の一つとして、私たち株式会社NIJINを紹介します。合う人もいれば、合わない人もいます。判断の材料としてお読みください。
学校の外で教育を続ける先生たちがどんな場所で子どもと関わっているのか、NIJINアカデミーの教室や先生を紹介する動画でものぞいてみてください。
▶NIJINはどんな会社か
NIJINは「教育から、世界を照らす。」を掲げ、教育の問題を誰かのせいにせず、仕組みから解決することを目指す会社です。採用サイトでは、120名超のメンバーが関わっていると紹介しています。
事業の一つであるNIJINアカデミーは、不登校の小中学生のためのオルタナティブスクールです。メタバース(インターネット上の仮想空間)の校舎と、各地のリアル教室で学びます。公式サイトによると、2023年9月の開校から累計1000名を超える子どもが入学し、出席認定を希望した子どもの97%が在籍校で出席として認められています。
このほか、先生のための研修の場「授業てらす」や、先生のキャリアを支える「先生キャリアコーチ」など、学校で働く先生に向けた事業もあります。
出典:NIJIN採用サイト/株式会社NIJIN公式サイト/NIJINアカデミー公式サイト
NIJINアカデミーの先生の働き方
募集ページに載っている内容を、そのまま表にまとめます。
| 項目 | 募集ページの記載 |
|---|---|
| 主な仕事 | 8人制の少人数クラスの運営・担任。子どもや保護者との面談、クラス会議、オンライン授業など |
| 働く場所 | 完全在宅(フルリモート) |
| 勤務形態 | 業務委託。フルタイムの正社員・契約社員への登用ルートあり |
| 報酬 | 担当する仕事に応じて決まります。給与の目安は月20万円〜70万円(フルコミットの場合)、在宅で週数日なら月5万円程度から。くわしい金額は募集ページでご確認ください |
| 選考 | 書類選考、グループ面接(オンライン)、オンライン実習(約1か月)など |
出典:NIJINアカデミーの先生 募集ページ(2026年10月6日に確認)。条件は変わることがあります。応募の前に、必ず募集ページの最新の内容をご確認ください。
30人以上の学級をまとめる形とは、役割の形が大きく違います。少人数の子どもに長く関わり、その子の「やりたい」から学びをつくる形です。4章の表で「個別に関わる」が好きに残った人には、相性を確かめる価値があります。一方で、業務委託という形や、在宅で自分の時間を組み立てる働き方が合うかどうかは、人によります。選考の中に約1か月のオンライン実習があるのは、お互いに合うかを確かめるためです。
学校で「先生らしく」に苦しんだ元教員の声
NIJINには、学校で働いた経験を持つメンバーが多くいます。インタビュー記事から、2人の言葉を紹介します。

國吉 樹里(くによし じゅり)さん
通称:じゅりたろう/公立中学校の保健体育教員7年 → NIJINアカデミー メタバース担任
新卒1年目から担任や部活動の主顧問を任された國吉さんは、当時をこう振り返っています。「今思えば、できないことがあって当たり前なのに、生徒の前では『先生らしくいなければ』と自分をつくり、自然体の自分を見せることができませんでした。」
その後、心身の調子をくずして休職と退職を経験し、時間をかけて元気を取り戻す中で「やっぱり教育がしたい」という気持ちに気づいたそうです。今は2つのクラスの担任として、子どもたちに「自分らしくていい」と伝えたいと話しています。インタビュー記事を読む

きょーこさん
小学校教員14年 → NIJINアカデミー リアル教室「横浜泉校」教室長
生徒指導主任として学校全体を見ていたきょーこさんは、笑顔を失っていく子が増えている現実に直面したといいます。「『この子たちのために何ができるのか』——模索し続けても、学校という枠組みの中では答えが出ませんでした。」
今は教室長を務めながら、小学校の非常勤講師も兼ねています。学校の外と中の両方に関わる働き方の一例です。インタビュー記事を読む
2人に共通しているのは、教育への思いがなくなったわけではなかった、という点です。合っていなかったのは、役割の形や働き方でした。もちろん、これは2人の場合の話です。学校に残って力を発揮している先生もたくさんいます。
8つらさが強いときの相談先

眠れない日が続く、涙が出る、朝に体が動かない。そんなときは、向き・不向きを考えるのをいったんやめてください。疲れきった状態で出した結論は、あとで変わることがあります。先に、話を聞いてもらえる場所を頼ってください。
- 公立学校共済組合の相談事業:組合員と被扶養者に向けて、「電話・面談メンタルヘルス相談」「Web相談(こころの相談)」「教職員電話健康相談24」、LINEを使ったメンタルヘルス相談などを行っています。利用方法は公式サイトの案内と組合員専用ページで確認できます。公立学校共済組合「心と体の健康情報」
- 厚生労働省「こころの耳」:働く人のメンタルヘルスのためのポータルサイトです。電話相談、SNS相談、メール相談の窓口があり、匿名・無料で相談できます。こころの耳
- 医療機関:体や心の不調が続くときは、早めに受診してください。休む必要があるかどうかは、医師と相談して決めます。
相談することは、弱さではありません。状況を言葉にするだけで、A・B・Cのどれが重いのかが見えてくることもあります。
9よくある質問
気持ちと見きわめについて
教員1年目で「向いてない」と感じます。判断するには早いですか?
2年目、3年目になっても向いてないと感じます。もう適性がないのでしょうか?
「教員に向いている人の特徴」に当てはまりません。辞めたほうがいいですか?
子どもは好きなのに、学校がつらいです。これは向いていないのでしょうか?
これからの道について
向いてないと感じたら、すぐ辞めたほうがいいですか?
公立学校に勤めながら、学校の外の教育の仕事を手伝えますか?
教員を辞めたら、教育にはもう関われませんか?
NIJINアカデミーの先生は、どんな働き方ですか?
10まとめ|「向いてない」は、分けて考えると道が見える
「教員に向いてない」という気持ちは、多くの先生が通る場所です。令和6年度に採用された公立学校の先生のうち、897人が正式採用となりませんでした。その多くは、自分から退職を選んだ人です。あなただけが特別に弱いわけではありません。
大切なのは、この大きな言葉を分けることです。仕事の量と環境の問題なのか。役割との相性の問題なのか。時期の問題なのか。そして、先生の仕事を6つに分けたとき、どこが苦しくて、どこに手ごたえが残っているのか。
量と環境が原因なら、相談や異動、休むことで変えられます。時期が原因なら、期限を決めて見直せます。役割との相性が原因なら、校種を変える道も、学校の外で自分のやりたい教育をする道もあります。どの道を選んでも、それは逃げではなく、ご自身で選んだ進み方です。
もし「学校の外の教育」が気になったら、まずは働いている人の話を読んだり、募集内容をのぞいたりするところから始めてみてください。知ることは、決めることとは別です。
あわせて読みたい|これからを考える先生へ




あわせて読みたい|NIJINで挑戦する元教員の声


- 文部科学省「令和6年度公立学校教職員の人事行政状況調査について」https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/jinji/1411820_00009.htm
- 文部科学省「教員勤務実態調査(令和4年度)の集計(速報値)について」https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/mext_01232.html
- 教育公務員特例法(e-Gov法令検索)https://laws.e-gov.go.jp/law/324AC0000000001
- 地方公務員法(e-Gov法令検索)https://laws.e-gov.go.jp/law/325AC0000000261
- 公立学校共済組合「心と体の健康情報」https://www.kouritu.or.jp/kokoro/index.html
- 厚生労働省「こころの耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト」https://kokoro.mhlw.go.jp/
- 株式会社NIJIN 採用サイト https://nijin.co.jp/recruit/
- NIJINアカデミーの先生 募集ページ https://nijin.co.jp/recruit/nijinacademy-teacher/
- NIJINアカデミー公式サイト https://academy.nijin.co.jp/


