この記事では、国や自治体の資料で見る「学級崩壊」の定義と原因の考え方、自分を責める前に確かめたい5つのこと、学校に支援を求める方法、相談先、休職・担任を外れる・異動・辞めるの道の比べ方を整理します。体調のことは医師に、休暇や人事のことは勤務先や教育委員会に確かめてください。
目次
- 国の答弁書や自治体の資料で見る、「学級がうまく機能しない状況」の定義と原因の考え方
- 担任を辞めたいと感じたときに、自分を責める前に確かめたい5つのこと
- 管理職・学年・スクールカウンセラーなど、複数の大人で学級を見るための頼り方
- 先生が使える心の相談先と、医師につなぐ目安
- 休職・担任を外れる・異動・辞める、の比べ方と、学校の外で教育を続ける道
1学級崩壊で担任を辞めたいと感じたら|先に結論
チャイムが鳴っても席に着かない。注意すると反発される。授業が進まず、教室に入る前に足がすくむ。「自分の力が足りないからだ」と、夜も考え続けてしまう。そんな毎日の中で「学級崩壊 担任 辞めたい」と検索した方へ、先に結論をお伝えします。
- 学級がうまくいかないのは、担任ひとりのせいではありません。国の資料では、学級がうまく機能しない状況は複合的な要因が積み重なって起こり、特効薬はないとされています。
- いちばん先にすることは「一人で抱えない」ことです。自治体の資料でも、担任が問題を一人で抱え込まず、早いうちに学校全体で対応することが大切だと書かれています。
- 心と体のサインが出ているなら、休むことが先です。この先をどうするかは、少し元気が戻ってから決めても遅くありません。
- 道は「がまんする」か「辞める」かの2つではありません。支援を受けて続ける、休む、担任を外れる、異動する、学校を離れる。自分と子どもを守るために選んだ道なら、どれも間違いではありません。
なお、11月ごろに学級が荒れやすいと言われる理由や、時期ごとの守り方を知りたい方は、「魔の11月」がしんどい先生へでくわしくまとめています。この記事では「時期」ではなく、「担任として辞めたいと感じたときの考え方と次の手」に絞ってお話しします。
2「学級崩壊」とは|国の資料で見る定義と、担任ひとりの問題ではない理由
「学級崩壊」という言葉は強い響きを持っています。そのぶん、担任の先生が「崩壊させたのは自分だ」と受け止めてしまいやすい言葉でもあります。まずは、国や自治体の資料で、どう説明されているかを確かめます。
国の定義は「学級がうまく機能しない状況」
2022年3月の政府の答弁書によると、いわゆる「学級崩壊」は、国立教育研究所(当時)の研究者や学校現場の関係者でつくる「学級経営研究会」が2000年3月に公表した報告書で、「学級がうまく機能しない状況」とされています。その中身は、子どもたちが教室内で勝手な行動をして教師の指導に従わず、授業が成立しないなど、集団教育という学校の機能が成立しない学級の状態が一定期間続き、学級担任による通常の手法では問題解決ができない状態のことです。
同じ答弁書は、状況はさまざまなので、程度や期間で区切った数値の定義や分類はつくれないとしています。つまり、国として「何件の学級崩壊があるか」を数える公式の統計はありません。そのうえで、報告書の言葉として、「複合的な要因が積み重なって起こる」「問題解決のための特効薬はなく、複合している諸要因に一つ一つ丁寧に対処していかなければならない」と紹介しています。
原因は、子ども・家庭・学級・学校体制にまたがる
茨城県教育研修センターの研修資料(2014年)は、学級がうまく機能しない状況の要因を12の類型に整理しています。下の図は、その12を編集部が4つのまとまりに分けたものです。
12の中で、担任の関わり方にかかわるのは一部です。校内の連携、家庭との関係、子どもへの支援の体制など、担任ひとりでは動かせない要因がいくつも並んでいます。
栃木県教育委員会の資料(2000年)も、多様な子どもが集まる学級で葛藤や摩擦が生じるのは「むしろ自然な成り行き」だとし、ベテランの教師でも学級が機能しなくなる状況に陥ることがあると書いています。そのうえで、担任が問題を一人で抱え込まないよう日ごろから相談できる環境をつくること、困ったときは早めに校長が中心になって組織で対応することを求めています。
担任の負担は、データにも表れている
文部科学省の教員勤務実態調査(2022年度)の分析では、担任する学級の子どもの数が多い教諭ほど在校等時間が長く、年齢が若い教諭や、担任する学級に長期欠席の子がいる教諭ほど、心理的ストレスの状況が相対的に悪い傾向が示されています。一方で、長期欠席の子がいる学級の担任でも、スクールカウンセラーが配置されている学校の教諭はストレスの状況が良いとされ、若手への支援や管理職のリーダーシップなども効果的だと書かれています。担任の苦しさは、まわりの支えで軽くなるということです。
出典:衆議院「衆議院議員井坂信彦君提出学級崩壊の早期対応に関する質問に対する答弁書」(2022年3月4日)shugiin.go.jp/茨城県教育研修センター「学級経営 子どもたちが主役の学級づくり」edu.pref.ibaraki.jp(PDF)/栃木県教育委員会義務教育課「学級経営に関する諸問題への対応」(現職教育資料 第445号)pref.tochigi.lg.jp(PDF)/文部科学省「教員勤務実態調査(令和4年度)集計【確定値】」mext.go.jp(PDF)
3自分を責める前に確かめたい5つのこと
「担任を辞めたい」と思ったときは、気持ちを否定せずに、次の5つを順に確かめてみてください。答えを出すためではなく、いまの自分の状態と、まだ使っていない手を見つけるための点検です(編集部の整理)。
- 心と体は大丈夫か。眠れない、食べられない、朝に体が動かない日が続いているなら、学級のことより先に、自分の体を守ることが必要です(5章)。
- 学校に「困っている」と伝えたか。管理職や学年主任に、事実として学級の状況を伝えたかどうか。「自分で何とかしなければ」と思うほど、伝えるのが遅れがちです(4章)。
- 原因を自分ひとりに置いていないか。前の章の12類型のように、要因はいくつも重なります。自分の関わりで変えられること、学校として変えるべきことを分けて書き出してみます。
- 「辞めたい」のは何からか。いまの学級の担任から離れたいのか、この学校から離れたいのか、教員という仕事から離れたいのか。答えによって、合う道が変わります。
- 次の道を、いくつ並べられているか。支援を受けて続ける、休む、担任を外れる、異動する、学校を離れる。2つだけで考えていたら、残りも並べてみます(6章)。
「辞めたい」の中身を分ける表
| 離れたいもの | よくある気持ち | まず考えたい手 | くわしい記事 |
|---|---|---|---|
| いまの学級の担任 | この学級の前に立つのがつらい。でも子どもと関わる仕事は嫌いではない | 支援の体制を求める。年度の区切りまでの見通しを学校と話す。担任を外れる相談 | 学級が荒れる時期 |
| いまの学校 | 職員室に相談できる人がいない。学校の方針と合わない | 校外の相談先を使う。異動の希望を出す | 異動希望の書き方 |
| 教員という仕事 | 学級がうまくいかないことが続き、「向いていない」と感じる | 休んで元気を取り戻してから、向き・不向きを分けて考える | 向いてないと感じたら |
| いまの心と体の状態 | 何も考えられない。とにかく休みたい | 医師や相談窓口へ。病気休暇・休職 | 休職ガイド |
4学校に支援を求める|複数の大人で学級を見る
学級がうまく機能しない状況は、担任の工夫だけで立て直すものではありません。栃木県教育委員会の資料は、状況の進み方を「初期・中期・困難期」に分け、段階ごとの対応を示しています。下の表は、その内容を編集部がまとめたものです。
| 段階 | 学級の様子 | 資料が示す主な対応 |
|---|---|---|
| 初期 | 数名の子が問題行動を起こし、学級のまとまりが弱くなった | 事実を分析し、子どもの理解に努める。学年主任や校長・教頭に相談する。必要に応じて学年会で対策を立てる。保護者と連絡をとる |
| 中期 | 学級としてのまとまりがなくなりつつある | 全校の指導体制のもと、同じ歩調で指導する。役割を決めて対応する。保護者会で協力を得る。教育相談の体制を見直す。教育委員会や医療機関、相談機関に助言を求める |
| 困難期 | まとまりのない状態が1か月以上続いている | 職員会議や学年会で方針を話し合い、新しい方策を立てる。専門機関の助言を得る |
資料は、どの段階でも早いうちに組織で対応することと、柔軟な姿勢が大切だとまとめています。相談しないまま担任が抱え続け、あとから入った先生との連携がうまくいかなくなった事例も載っています。早めに「チーム」にすることが、担任自身を守ります。
管理職に伝えるときのコツ
- 「指導がうまくいかない」ではなく、「いつ・どの時間に・何が起きたか」を事実で伝える
- 何日か分の様子をメモにしておき、口で話しにくいときはそのメモを渡す
- 「一人では難しいので、学校として一緒に考えてほしい」と、助けてほしいことをはっきり言う
- 授業に入ってくれる先生、休み時間に子どもを見てくれる先生など、具体的なお願いを1つ添える
- スクールカウンセラーや、必要ならスクールソーシャルワーカーにつないでもらえるか聞く
上のリストは編集部の整理です。学校によって使える人や仕組みは違うので、何ができるかは管理職と相談してください。保護者との関係で悩んでいる方は教員の保護者対応ストレスも参考になります。
子どもの「荒れ」の背景を知る
荒れている子どもを「問題児」と見てしまうと、担任も子どもも追いつめられます。タツロー校長のチャンネルから、暴れる・手が出る子の背景を「誰よりも傷ついている子かもしれない」という見方で語った動画を1本紹介します。家庭向けの内容ですが、学級の子どもを理解する手がかりにもなります。
▶出典:栃木県教育委員会義務教育課「学級経営に関する諸問題への対応」(現職教育資料 第445号)pref.tochigi.lg.jp(PDF)
5心と体を守る|限界のサインと相談先

学級の立て直しより先に、先生自身の心と体を守ることが大切です。文部科学省の調査では、2024年度に精神疾患で病気休職した公立学校の教育職員は7,087人(全教育職員の0.77%)でした。教育委員会に聞いた休職の要因では、子どもへの指導そのものに関することが多い要因の一つに挙がっています。学級のことで心が疲れるのは、決してめずらしいことではありません。
相談を考えたいときの目安
次のような状態が続くときは、がまんを重ねずに相談してください。診断のためのチェックではなく、相談のきっかけにするための目安です(編集部の整理)。
- 寝つけない、夜中や明け方に目が覚める日が続いている
- 朝、学校へ向かうのがつらく、体が動かない日がある
- 教室に入る前に、動悸や吐き気がする
- 休みの日も学級のことが頭から離れず、何もする気が起きない
- 「自分がだめだから」と、自分を責め続けている
厚生労働省の「こころの耳」の先生向けページは、気分の落ち込みや意欲の低下などが2週間以上、毎日続く場合は、精神科・心療内科の専門医を受診することが望ましいとしています。また、強い責任感からSOSを出せず、一人で限界まで抱えてがんばってしまうことにも注意をうながしています。
先生が使える相談先
| 相談先 | 相談できること | 知っておきたいこと |
|---|---|---|
| 医療機関(心療内科・精神科、かかりつけ医) | 体調の相談、休む必要があるかの判断 | 眠れない・食べられない日が続くときは早めに |
| こころの耳 電話相談(厚生労働省) | メンタルヘルスの不調など、働く人の心の悩み | 0120-565-455。平日17〜22時、土日10〜16時(祝日・年末年始を除く)。SNS・メールの相談もある。病名の診断や治療方法の提示はできない |
| 公立学校共済組合 | LINE・電話・面談・Webのこころの相談、電話の健康相談 | 組合員向け。連絡先は組合員専用ページに載っている |
| 教育委員会の相談窓口 | その自治体の教職員向けのメンタルヘルス相談 | 例:東京都教育委員会は、都内公立学校の教職員向けに相談窓口を設けている。ほかの自治体は勤務先で確かめる |
| 校内(管理職・養護教諭・スクールカウンセラー) | 業務の調整、学級への支援、休暇の手続き | 校内で話しにくいときは、まず校外の窓口を使ってもよい |
疲れ全体の見分け方や休み方は教員が疲れた・もう限界と感じたらに、医師から適応障害と言われたときの考え方は教員が適応障害になったらにまとめています。
出典:文部科学省「令和6年度公立学校教職員の人事行政状況調査について」mext.go.jp/こころの耳「こころのケア -学校の先生へ-」kokoro.mhlw.go.jp・働く人の「こころの耳電話相談」kokoro.mhlw.go.jp/公立学校共済組合「健康相談事業」kouritu.or.jp/東京都教育委員会「教員のメンタルヘルス対策について」kyoiku.metro.tokyo.lg.jp
6休職・担任を外れる・異動・辞める|道の比べ方
少し落ち着いたら、この先の道を並べます。どれが正解ということはありません。つらさの中心が「いまの学級」なのか、「いまの学校」なのか、「教員という働き方」なのかで、合う道が変わります(編集部の整理)。
| 道 | どんな形か | 合いやすいとき | 気をつけること |
|---|---|---|---|
| 支援を受けて続ける | 授業に入る先生を増やす、学年で指導をそろえる、専門の人とつながる | 心と体にまだ余力があり、学校が一緒に動いてくれる | 担任ひとりの努力で背負わない。支援がないときは別の道も考える |
| 休む | 年次休暇、病気休暇・休職で回復に専念する | 眠れない日が続く。教室に入るのがこわい | 期間や給与の扱いは自治体で違う。焦って戻らない |
| 担任を外れる | 年度の途中や次年度に、担任ではない立場で働く | 子どもや学校は好きだが、担任の重さが限界 | 担任を誰が持つかは学校の体制で決まり、希望どおりとは限らない。まず管理職に相談する |
| 異動する | 次年度に向けて、異動の希望を出す | つらさの中心が、いまの学校の体制や人間関係にある | 時期や決まり方は自治体で違う。希望が通るとは限らない |
| 学校を離れる | 退職し、学校の外の教育の仕事や別の仕事に就く | 休んでも同じつらさが戻る。働き方そのものを変えたい | 収入や安定の形が変わる。元気が戻ってから動く |
「年度の途中で辞めたら、子どもに迷惑をかける」と悩む方は多いと思います。ルールと手続き、子どもへの影響の考え方は教員は年度途中で退職できる?に、休む道は教員の休職ガイドに、決める前の判断の軸は教員を辞めるか迷う先生へにまとめています。
覚えておきたいこと:学級を守ることと、自分を守ることは、どちらかを選ぶものではありません。先生が倒れてしまえば、子どもたちも困ります。自分を守る選択は、子どもを守る選択でもあります。
7学級経営を一人で抱えない|学校の外の先生とつながる

学級経営や授業の悩みは、職員室では話しにくいこともあります。「ほかの先生はうまくやっているのに」と思うほど、相談できなくなりがちです。そんなときは、学校の外で同じ悩みを持つ先生とつながる方法があります。
授業てらすの公式サイトは、「授業が変わると学級が変わる」と書いています。授業の悩みを「教材研究が苦しい」「子どもの反応が悪い」「一人では限界」と並べ、仲間とアイデアを共有したり、授業を見せ合ったりすることで改善点が分かると説明しています。サイトには学級経営・行事の記事もあります。参加は月額2,200円で、DMMオンラインサロンから入会する形です。
中学校の先生には、全国の中学校教員が集まる無料のオンラインコミュニティ中学校てらすがあります。生徒指導や学級経営、授業づくりなどをテーマに話し合っていて、評価も校内の人間関係も関係ない場所だと書かれています。最初は「見るだけ」「聞くだけ」でも大丈夫だそうです。
「もう辞めたい」と思った1年目を、学校の外の学びで越えた先生の声

インタビューによると、ファンさんは教員1年目、月90時間を超える残業と孤独の中で、毎日「もう辞めたい」と考えていたそうです。そのときに授業てらすと出会い、一流の授業にふれて教育の面白さを知りました。3年目に体育主任として改革を提案したときに大きな壁にぶつかり、退職。いまは学校の外から、全国の先生の授業づくりを支えています。
出典:授業てらす jugyoterrace.nijin.co.jp/中学校てらす msterrace.nijin.co.jp/NIJIN 採用サイト「元小学校教員が『授業てらす』で挑む授業改革|ファンさんインタビュー」nijin.co.jp
8学校の外で、自分のやりたい教育をする道

休んでも、学校を変えても、同じつらさが戻ってくる。それでも、子どもと関わることは好きだ。そんな先生には、学校の外で教育を続ける道もあります。
一人で決めきれないときは、話しながら整理する
学級のことで心がすり減っているときに、一人で次の道を決めるのは大変です。NIJINの先生キャリアコーチは、教員の転職・キャリア転換を専門とするコーチングで、「辞めるか、続けるか。その前に、体験する。」という考え方を掲げています。公式サイトのよくある質問には、転職するか決めていない段階でも相談でき、無理に転職をすすめることはないと書かれています。体調の相談は医師に、キャリアの整理は専門家に、と分けると安心です。
NIJINという選択肢
学校の外の選択肢の一つとして、NIJINを紹介します。NIJINは、不登校や学校が合わない小中学生が学ぶ「NIJINアカデミー」などを運営する会社です。採用サイトによると、代表の星野は小学校教諭として7年間子どもと向き合い、2022年に創業しました。ミッションは「人を責めず、仕組みを創る。」。問題は誰か一人のせいではなく、子ども、先生、家庭の努力不足に原因を置かない、という考え方です。学級がうまくいかずに自分を責めてきた先生にこそ、知ってほしい言葉です。
NIJINアカデミーの先生は、不登校の小中学生が通うオンラインのフリースクールで、8人のクラスを自宅から担任する仕事です。完全フルリモート・業務委託で、週3日から働けます。必須の時間帯は平日10時〜11時(週3日)と水曜12時〜13時30分で、給与の目安は月20万円〜70万円(フルコミットの場合)です。副業・兼業で関わっているメンバーもいます。
担任と休職・退職を経験し、いま在宅で担任をする先生の声

じゅりたろう(國吉樹里さん)
公立中学校の保健体育教員を7年間/NIJINアカデミー メタバース担任・YouTubeチャンネル運営
「今思えば、できないことがあって当たり前なのに、生徒の前では『先生らしくいなければ』と自分をつくり、自然体の自分を見せることができませんでした」
インタビューによると、じゅりたろうさんは新卒1年目から担任や部活動の主顧問を任され、「周りの先生に追いつかなきゃ」と必死だったそうです。その後、初めての異動とコロナ禍で環境が大きく変わり、心身の調子を崩して休職・退職を経験しました。少しずつ元気を取り戻す中で「やっぱり教育がしたい」と気づき、いまはメタバースで2クラスの担任をしています。
良いことだけではありません。じゅりたろうさんも、NIJINは自由なぶん子どもによって答えが何通りもあり、より良い方法を考え続ける難しさがあると話しています。学校の外へ出れば必ず楽になる、とは約束できません。元気が戻ってから、自分に合うかを確かめて選んでください。公立学校に在職したまま関わりたい方は、兼業の許可について先に勤務先に確かめてください。
9よくある質問
学級崩壊は、担任の責任ですか?
学級崩壊の数は、国の統計で分かりますか?
学級崩壊で休職してもいいのでしょうか?
年度の途中で担任を外れることはできますか?
担任を辞めたいと思うのは甘えですか?
学級がうまくいかないのは、教員に向いていないからでしょうか?
学校に残りながら、学級経営を学び直す方法はありますか?
10まとめ|学級の苦しさを、一人で背負わない
学級崩壊で「担任を辞めたい」と思うのは、あなたが弱いからでも、力が足りないからでもありません。国の資料でも、学級がうまく機能しない状況は複合的な要因が重なって起こり、学校全体で対応するものとされています。いまつらいなら、まず誰かに伝えること、そして休むことを先にしてください。
- 「自分のせい」と決めつけず、要因を分けて書き出した
- 管理職や学年の先生に、学級の状況を事実で伝えた
- 心と体のサインが続くなら、医療機関や相談窓口に連絡した
- 「辞めたい」のが学級か、学校か、教員の仕事かを分けて考えた
- 元気が戻ってから、続ける・休む・担任を外れる・異動・離れるを並べて考える
どの道を選んでも、自分の心と体を守りながら選んだのなら、それが答えです。
人を責めず、仕組みを創る。
学校の外にも、子ども一人ひとりと向き合える教育の場があります。
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- 衆議院「学級崩壊の早期対応に関する質問に対する答弁書」(2022年3月4日)shugiin.go.jp
- 栃木県教育委員会義務教育課「学級経営に関する諸問題への対応」(現職教育資料 第445号、2000年)PDF/茨城県教育研修センター「学級経営 子どもたちが主役の学級づくり」(2014年)PDF
- 文部科学省「教員勤務実態調査(令和4年度)集計【確定値】」PDF/「令和6年度公立学校教職員の人事行政状況調査について」mext.go.jp
- 厚生労働省「こころの耳」こころのケア -学校の先生へ- kokoro.mhlw.go.jp/電話相談 kokoro.mhlw.go.jp
- 公立学校共済組合「健康相談事業」kouritu.or.jp/東京都教育委員会「教員のメンタルヘルス対策について」kyoiku.metro.tokyo.lg.jp
- 授業てらす jugyoterrace.nijin.co.jp/中学校てらす msterrace.nijin.co.jp/先生キャリアコーチ senseicoach.nijin.co.jp/NIJIN 採用サイト nijin.co.jp/recruit//NIJINアカデミーの先生/ファンさんのインタビュー/じゅりたろうさんのインタビュー


